世界の宇宙線被ばく線量地図を改定 ~世界の公衆被ばくにおける影響評価の基礎データとして国連科学委員会に採用~

2026-04-13 量子科学技術研究機構,日本原子力研究開発機構

量子科学技術研究開発機構と日本原子力研究開発機構は、宇宙線による被ばく線量を高精度に評価し、世界地図として再構築した。この研究では、JAEA開発の解析モデル「PARMA」を用い、地球上約3000万地点について高度・緯度・太陽活動などを考慮した詳細な線量計算を実施。さらに人口分布データを組み合わせることで、実際の居住環境に即した評価を可能にした。その結果、世界平均年間被ばく線量は従来の0.38mSvから0.30mSvへと改定された。本成果は原子放射線の影響に関する国連科学委員会の報告書に採用され、放射線防護や宇宙・航空分野の安全基準の基盤となる重要なデータを提供する。

世界の宇宙線被ばく線量地図を改定 ~世界の公衆被ばくにおける影響評価の基礎データとして国連科学委員会に採用~
​図1:宇宙線被ばく線量の国別年間平均(UNSCEAR 2024 年報告書より引用)
​屋内滞在率 80%、住居等による遮へい率 90%を考慮

<関連情報>

2005放射線防護
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