川の防災情報が一目でわかる双方向型の阿賀町災害リスク情報共有システム(ARIS)の一般公開について

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2019-08-09 土木研究所

1 結論(要点)

 令和元年 8 月 15 日より ARIS(阿賀町災害リスク情報共有システム)の一般公開を開始します。ARIS は、過去・現在の大雨、川の様子、水かさ等が一目でわかる川の氾濫に関する危険情報を提供するホームページです。また、スマートフォンで撮影した映像をアップロードし、ARIS 上で共有することができる双方向の通信が特徴です(図-1)。

2 経緯(説明背景)

 新潟県東蒲原郡阿賀町と茨城県つくば市にある国土交通省所管の国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)は平成 30 年 6 月に「中山間地における水災害関連リスクに係る調査研究・技術開発に関する連携・協力協定」を締結しました。その一環として ARIS が開発されています。

 従来、さまざまなホームページを閲覧しなければならなかった川の氾濫に関する情報を、ARIS という一つのホームページで提供することにより(図-2)、阿賀町役場や住民の皆様が、川の氾濫状況を瞬時に正確に把握し、適切な行動を取るサポートをすることを目指します。

図-1 ARIS の特徴

3 参考

ホームページアドレス:https://top-aris.com/

図-2 QR コード

問い合わせ先

国立研究開発法人土木研究所

水災害研究グループ長 深見 和彦

水災害研究グループ 主任研究員 傳田正利

1603情報システム・データ工学1604情報ネットワーク
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