パッションフルーツ簡易茎頂接ぎ木実施マニュアル&ウイルス病感染防止対策例

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2022-04-04 国際農研
マニュアル・ガイドライン

本文フルテキスト manual_guideline-_-.pdf1.49 MB
パッションフルーツ植物体のウイルスフリー化のために簡易茎頂接ぎ木法を実施する際に必要な資材、および具体的な手順等について説明したマニュアルです。

ウイルス病はパッションフルーツの重要病害のひとつです。ウイルス病対策としては無病苗の導入が基本ですが、ウイルスによっては外観的な症状がわかりにくく、無病株が見つからない事例も発生しています。この場合は感染株をウイルスフリー化し、増殖用の母樹とすることが必要です。
上記の問題に対応するため、国際農研では簡易茎頂接ぎ木法によるパッションフルーツのウイルスフリー化技術を開発しました。茎頂接ぎ木は1mm以下の茎頂部を接ぎ木する細かい作業なので慣れやコツは必要なものの、開発した方法は特殊な機材等を使わないので実施容易であり、パッションフルーツのウイルス病対策に貢献できるもの考えています。
しかし,簡易茎頂接ぎ木法の実施に当たっては、論文に記載した内容だけではなく多くの注意点について配慮する必要があります。そこで、実際に行なう場合の参考になるように、必要な資材および具体的な手順について説明したマニュアルを作成しました。

なお、本マニュアルに加えて解説動画も作成しました。YouTubeのJIRCAS Channelで公開していますので合わせて参考にしてください(https://youtu.be/sQ26IFv2Sl0、もしくは「簡易茎頂接ぎ木法によるパッションフルーツのウイルスフリー化技術」で検索)。

刊行年月日 2022-04-04

作成者 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点

オンライン掲載日 2022-04-04

国立情報学研究所メタデータ主題語彙集(資源タイプ)Technical Report

国名 日本

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1202農芸化学
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