2019-10

1201畜産

パルスNMRで乳牛の乳房炎を早期診断~難治性の黄色ブドウ球菌乳房炎をいち早く察知~

乳汁を小型のパルス核磁気共鳴装置(NMR)で観測をすることで、黄色ブドウ球菌(SA)感染による乳牛の乳房炎を簡便かつ迅速に診断できることを発見した。
0501セラミックス及び無機化学製品

室温プレス加工でき、その後強固になるマグネシウム誕生

『マグネシウムのNIMS』 最新研究映像 NIMSの力 2019.10.24 解説 実用金属の中で最も軽く、省エネの切り札と期待されるマグネシウム。しかし柔軟性がなく、プレス加工するとヒビ割れるため自動車などへの応用は進んでいません。 しか...
0401発送配変電

有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功

結晶性の高い分子を用い、有機太陽電池の電圧損失を無機太陽電池と同等の水準まで抑制することに成功。有機太陽電池で高い開放端電圧を得るには、発電が起こるドナー/アクセプター界面近傍の3分子層以下の非常に薄い領域の結晶性が重要だと明らかにした。
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0104動力エネルギー

高活性な白金サブナノクラスター触媒の創製と構造決定に成功

白金原子6個のサブナノクラスターの酸素還元反応の触媒活性が、現行の白金標準触媒に比べ1.7倍程度高い質量活性となることを発見し、広域X線吸収微細構造の測定と密度汎関数理論計算により、活性の高い白金6量体の構造が双四面体であると明らかにした。
1900環境一般

東南アジア海域の海洋プラスチック汚染にせまる!SATREPSタイプロジェクト

2019年10月7日、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「東南アジア海域における海洋プラスチック汚染研究の拠点形成(研究代表者:九州大学 磯辺篤彦教授)」を紹介するメディアカンファレンスがバンコクで開催された。
0501セラミックス及び無機化学製品

血液1滴からその場で41種類のアレルギー検査ができるシステムの開発

様々なアレルゲンをタンパクチップとして基板に固定化し、IgE結合量を自動的に測定できるシステムの研究開発を進めてきた。41種類のアレルゲンを固定化して、アレルゲンごとの特異的IgE抗体を現場で検出できる測定キットの製造販売の認証を取得した。
0110情報・精密機器

超高温モシブチック合金の凝固過程を解明

黒体放射を利用した、2000℃以上の温度でも計測可能な超高温熱分析装置を開発し、次世代の超高温材料として期待されるモシブチック合金(モリブデンを主成分とし、シリコン、ボロン、チタン、炭素などを含む合金)の凝固過程の熱分析に成功した。
1701物理及び化学

73 億光年かなたにそびえる超銀河団の全貌

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) による撮像観測から、約 73 億光年かなたの超銀河団 CL1604 の全貌を明らかにした 。
1702地球物理及び地球化学

令和元年(2019年)台風19号に関する情報(2019-10-23更新)

2019-10-23更新、空中写真(垂直写真(速報)・斜め写真).UAVによる動画.浸水推定段彩図(速報).デジタル標高地形図.治水地形分類図 統合図.
0502有機化学製品

酸化的C-N結合形成を触媒するラジカル酵素反応機構解明と非天然型新規活性化合物の創出に成功

生物活性天然物の基本骨格の構築に関わる酸化酵素の立体構造を明らかにし、酵素反応のメカニズムを解明した。
1504数理・情報

日本の2050年温室効果ガス削減目標にかかる費用が従来より大幅に小さいことを解明

日本の長期的な気候安定化目標である2050年に温室効果ガス排出量を80%削減する目標について、新しいシミュレーションモデル分析を行った。必要となるマクロ経済損失(費用)が従来考えられていたよりも格段に小さいことを明らかにした。
0403電子応用

高温で動作する酸化ガリウムダイオードを開発

パラジウムとコバルトからなる金属酸化物(PdCoO2)と酸化ガリウム(Ga2O3)を原子レベルで接合し、350℃の高温動作可能な整流素子(ダイオード)を開発した。パワーデバイスやセンシングデバイスに応用が期待される。
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