欧州で加速するクリーンエネルギーによる水素モビリティー

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2019/3/21 欧州連合(EU) CORDIS

欧州で加速するクリーンエネルギーによる水素モビリティー
(Hydrogen mobility from clean energy gaining momentum in Europe)

・ 水素自動車の普及に向けた取り組みが活発化する中、クリーンな低炭素エネルギーへの転換におけるゼロ
・エミッションモビリティーのリーダー的地位獲得を追求する欧州の意欲的な活動により、欧州数か国で水素ステーション(hydrogen refuelling stations: HRSs)の設置が展開中。
・ 世界最大の HRSs ネットワーク構築を目指し、EU が資金を提供する『H2ME(Hydrogen Mobility Europe)』プロジェクトでは、化石燃料を代替する実現可能性と競合性を備えたエネルギーを提供する解決策を、地域、国家、全 EU レベルにて検証している。
・ 同プロジェクトの一環として 2017 年 4 月に開始された『FaHyence』プロジェクトにおいて、電気分解によりオンサイト・オンデマンドで水素を生成する HRS 第一号がフランス・サルグミーヌに設置され、現在実証が進んでいる(Mcphy Energy and Index 社が設置・管理)。
・ 同 HRSs での一日当たりの水素生成量は 40kg で、350~420bar の充填圧力にて車輌約 25 台を賄い、ドイツとベネルクスと共に国境を越えた水素モビリティーの実現を目指す。車輌への水素の充填は数分で完了する。
・ また、フランス国内の他の HRSs には、『HyWay』プロジェクト下でグルノーブルに導入され 2018 年に稼働を開始したもの、ロデーズとナントに建設中のものがある。『H2ME』プロジェクトには、フランスの他、ドイツ、英国およびスカンジナビアが参加。
・ 同プロジェクトは、2015 年に 5 年間の第一フェーズを、2016 年に第二フェーズ『H2ME 2』がそれぞれ開始されている。
・ 同プロジェクトの第一・第二フェーズを通し、1,400 台超の水素自動車と 45 ヵ所の HRSs の展開を目指す。インフラの制限があるものの、欧州における HRSs 導入のペースが加速すると予想。ただし、欧州各国の規格にばらつきがあることから、HRSs 設置の認可プロセスが遅れる可能性がある。・ HRSs の計測技術やスペア部品等の分野での、サプライチェーンに関するさらなる研究開発が必要。H2ME イニシアティブは、EU の官民パートナーシップである、Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking が支援している。
URL: https://cordis.europa.eu/news/rcn/130941/en

(関連情報)
H2ME プロジェクト ウェブサイト URL: https://h2me.eu/

(関連情報) H2ME プロジェクト 概要紹介ドキュメント
URL: http://h2me.eu/wp-content/uploads/2018/11/H2ME_Emerging-Conclusions-_summaryemerging-conclusions.pdf

<NEDO海外技術情報より>

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