優れたAIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択

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―コンテスト方式で全国30件の応募から選定―
2018/08/08 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 石塚博昭

NEDOは、AIの社会実装を進めることを目的に、優れたAIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択しました。全国30件の応募の中から、コンテスト方式で研究テーマを選定しました。各社は最大2年間の研究開発を実施します。NEDOはベンチャー企業支援を通じて、政府の「人工知能技術戦略」に基づき、AIの重点分野への社会実装を促進し、新たな需要の創出や既存分野との融合による産業競争力の強化を目指します。

(1)生産性、(2)健康、医療・介護、各分野最優秀賞を受賞した研究テーマのイメージ

図1(1)生産性、(2)健康、医療・介護、各分野最優秀賞を受賞した研究テーマのイメージ
(詳細は3.各採択テーマ概要)
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1.概要

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、政府の「人工知能技術戦略※1」の重点3分野((1)生産性、(2)健康、医療・介護、(3)空間の移動)におけるAI社会実装を加速し、AIベンチャーの市場参入を促進するため、ベンチャー企業が参入しやすい公募事業の実施に取り組んでいます。

昨年度に引き続き、非常に技術開発のスピードが速いAI技術の分野において、ベンチャー企業が有する革新的・挑戦的な研究テーマを発掘して支援することを目的に、幅広い応募を受け付けるため、コンテスト方式による公募事業※2を実施しました。まず、ベンチャー企業が応募しやすいように事務負担を軽減するため、従来よりも簡素なエントリーシートで応募を受け付け、審査の進捗に合わせて必要な追加書類を求めました。そして、ベンチャー企業のサービスや製品、試作品のデモンストレーションによるパフォーマンス審査を行い、AI技術の社会実装の実現可能性を多角的に評価しました。

その結果、全国30件の応募の中から、(1)生産性分野から最優秀賞1件と審査員特別賞3件、(2)健康、医療・介護分野から最優秀賞1件と審査員特別賞1件の合計6テーマを採択しました。

採択が決定した各委託予定先ベンチャー企業は、2018~2019年度までの最大2年間の研究開発を実施します。NEDOは、ベンチャー企業支援を通じてAIの社会実装を促進し、新たな需要の創出や既存分野との融合による産業競争力の強化を目指します。

2.採択テーマおよび委託予定先一覧

生産性分野 最優秀賞

採択テーマ名委託予定先委託費上限額
食品(非定形・軟体物)を定量でピックアップするAIアルゴリズムの研究開発株式会社DeepX45百万円

健康、医療・介護分野 最優秀賞

採択テーマ名委託予定先委託費上限額
AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究PuREC株式会社45百万円
国立大学法人名古屋大学

空間の移動分野 最優秀賞

該当無し

審査員特別賞

分野採択テーマ名委託予定先委託費上限額
健康、医療・介護機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索株式会社MICIN30百万円
生産性AI、クラウド、センサ、画像処理を活用したミドルウェア汎用ロボットコントローラの調査研究IDECファクトリーソリューションズ株式会社20百万円
Rapyuta Robotics株式会社
生産性MI(マテリアルズ・インフォマティクス)による材料探索に関する調査研究MI-6株式会社20百万円
生産性AI/クラウドソーシング・ハイブリッド型広域人命捜索システム株式会社ロックガレッジ20百万円

3.各採択テーマ概要

生産性分野 最優秀賞

「食品(非定形・軟体物)を定量でピックアップするAIアルゴリズムの研究開発」 株式会社DeepX

ディープラーニングによる画像認識や強化学習を活用し、バットに盛られた「非定型」で「柔らかい」大量の食品の山から「指定量」を産業用ロボットでピッキングし、弁当等の容器に移すアルゴリズムの研究開発を行う。

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