アマゾン熱帯林の研究・観察拠点「フィールドステーション」完工

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産学官の連携でアマゾンの生物多様性保全に貢献

2018/03/15 国際協力機構

フィールドステーション俯瞰
© Museu na Floresta

国際協力機構(JICA)は、科学技術振興機構(JST)と共に、ブラジルにおいて京都大学と国立アマゾン研究所(INPA)を支援し、「“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全プロジェクト」を実施しています(注1)。この度、同プロジェクトにおいて、自然観察・研究の拠点となる「フィールドステーション」が完工しました。「フィールドステーション」はアマゾンの生物多様性保全の研究拠点となることが期待されています。

ビジターセンター
© Museu na Floresta

同プロジェクトでは、京都大学とINPAが協力し、失われつつあるアマゾンの貴重な生態系の研究を進めている他、各種自然観察研究施設と保護区をネットワークとして繋ぐ「フィールドミュージアム」を整備し、環境教育、エコツーリズムを推進しています。今回、その一環として、アマゾン川の支流にあるクイエイラス地域に研究拠点として「フィールドステーション」を整備することとなり、ここに、社会貢献活動基本方針の一つに環境保全を掲げる伊藤忠商事株式会社からの寄附により、セミナーや研究発表など来訪者が集う施設(ビジターセンター)も建設されました。
産学官協働で整備したフィールドステーションでは、浸水林とテラフィルメ(水没しない地域)の双方の、動植物の長期モニタリングが可能となります。これにより、アマゾンの熱帯林に係る先進的な研究が実施されるとともに、環境教育活動が一層活性化し、アマゾンの生物多様性保全につながることが期待されています。
(注1)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の一環として行われているプロジェクトになります。

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