科学技術振興機構

1700応用理学一般

光/物質ハイブリッド状態における量子重ね合わせを新たに実現 ~室温下での実現により、新たな量子技術の発展に期待~

2023-12-21 京都工芸繊維大学,科学技術振興機構 ポイント 光と物質のハイブリッド状態として知られるポラリトン状態が、特殊な半導体材料の使用により、室温で量子的な重ね合わせ状態を形成できることを示した。 この重ね合わせ状態は、半分は...
0402電気応用

全固体電池のリチウムイオン移動を妨げている粒界を可視化 ~粒界のイオン移動速度を定量化する新しい手法を開発~

2023-12-18 物質・材料研究機構,科学技術振興機構 NIMSは、次世代電池として期待されている全固体電池材料におけるリチウムイオン移動の妨げとなるボトルネックを可視化する新しい手法を開発しました。 全固体電池は従来のリチウムイオン電...
0503燃料及び潤滑油

水素貯蔵技術の進歩:貯蔵中の蒸発ロスを防ぐ触媒の開発指針を獲得

2023-12-15 物質・材料研究機構,東京工業大学,科学技術振興機構 NIMSと東京工業大学の研究チームは、液体水素の大規模な輸送と貯蔵に不可欠なオルソ/パラ水素変換触媒材料の設計原理を明らかにしました。 概要 NIMSと東京工業大学の...
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1700応用理学一般

素子間の結合で異常ジョセフソン効果を創発~素子の結合を制御して実現する超伝導機能性~

2023-12-14 理化学研究所,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 量子機能システム研究グループの松尾 貞茂 研究員、井本 隆哉 研修生(研究当時)、佐藤 洋介 リサーチアソシエイト(研究当時)、樽茶 清悟 ...
1700応用理学一般

幻の素粒子”マヨラナ粒子”の 量子テレポーテーション現象を解明 ~トポロジカル量子コンピューターの実現へ道~

2023-12-06 大阪大学,東京大学,学習院大学,科学技術振興機構 ポイント マヨラナ粒子はいまだ実存証明されていない素粒子ですが、特殊な磁性絶縁体中では、強い量子もつれ状態として実現することが予言されていたものの、それを実験で測定する...
0505化学装置及び設備

進化するAIがエコな水素の普及のための新規材料開発を支援する ~白金族元素を使わない電極材料を探し出す~

2023-11-30 物質・材料研究機構,科学技術振興機構 1.NIMSは、所望の特性を持つ材料をAIと人との連携により短期間で発見する手法を開発しました。この手法は、水の電解装置に必須とされてきた白金族元素を用いない新規電極材料の発見を導...
1700応用理学一般

熱が誘起するすべり流れを検出 ~光ピンセットを援用した可視化手法により熱泳動のメカニズム解明へ~

2023-12-01 京都大学,科学技術振興機構 京都大学 大学院情報学研究科 辻 徹郎 准教授、梅 世哲 修士課程学生(研究当時)、田口 智清 教授らの研究グループは、温度勾配を持つ流体中に置かれたマイクロ粒子の表面近傍に、光ピンセットで...
1701物理及び化学

共鳴し合う6つ子の惑星を発見 ~全ての隣り合う惑星の公転周期が尽数関係を持つ惑星系HD 110067~

2023-11-30 東京大学,アストロバイオロジーセンター,科学技術振興機構 発表のポイント 宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による世界的な連携観測によって、太陽系から約100光年離れた恒星HD 110067の周りで6つのトランジット惑星を発見した...
0402電気応用

新材料「熱電永久磁石」が熱マネジメント技術の新たな可能性を切り拓く ~磁気によって横型熱電変換を高性能化~

2023-11-30 物質・材料研究機構 ,科学技術振興機構 NIMSは、電流と熱流がそれぞれ直交する方向に変換される“横型”熱電変換の性能を、磁場や磁性によって大幅に向上できることを実証しました。 概要 NIMSは、電流と熱流がそれぞれ直...
0402電気応用

硬くて丈夫なゲル電解質 ~フレキシブル電池の耐久性向上に期待~

2023-11-25 東京大学,日本原子力開発機構,J-PARCセンター,高エネルギー加速器研究機構,科学技術振興機構 発表のポイント 世界最高水準の強靭性と弾性率を示す、硬いのに丈夫でフレキシブルなゲル電解質を開発しました。 従来のゲル電...
0403電子応用

隠された磁気を超音波で診断~高速磁気メモリ開発に向けた材料研究の新手法~

2023-11-09 理化学研究所,日本原子力研究開発機構,東京大学,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター 量子ナノ磁性研究チームのトマス・リヨンス 学振特別研究員(研究当時)、ホルヘ・プエブラ 研究員、東京大学 ...
1700応用理学一般

ナノ構造中のテラヘルツ電磁波と電子の超強結合状態の 高感度電気的検出に成功 ~量子制御技術への応用に期待~

2023-11-06 東京大学,科学技術振興機構 ポイント テラヘルツ電磁波と電子を半導体ナノ構造中に閉じ込めることにより、非常に強く相互作用させ、光と粒子の両方の性質を併せ持ったハイブリッドな量子状態を実現。 量子ポイントコンタクトと呼ば...
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