2019年2⽉13⽇ 東京電⼒ホールディングス株式会社
1. 原⼦炉格納容器内部調査の概要について
今回実施する原⼦炉格納容器(PCV)内部調査においては,前回調査(2018 年1⽉)と同じ箇所より調査ユニットを吊り下ろし,調査を実施。
今回の調査では,ペデスタル底部の堆積物に接触し,その状態の変化を確認 するとともに,前回調査より更に堆積物へ接近した状態で映像,線量,温度 データを取得した。
4. まとめ
PCV内ペデスタル底部の堆積物に初めて接触することができた。
今回の調査において,ペデスタル底部について6箇所の接触調査を実施し,5箇 所の堆積物(⼩⽯状等)が動くことを確認した。
また、プラットホーム上の堆積物についても接触調査を実施した。
さらに,前回調査よりも堆積物に接近した状態で,映像・線量・温度データを 取得した。今後,取得した映像の確認とともに,線量及び温度データの評価を ⾏う。
作業員の被ばく線量は,計画線量以内で作業を終了した。
作業前後でモニタリングポストやダストモニタに有意な変動はなく、周囲への 放射線影響は発⽣していません