2019-02-12

1202農芸化学

害虫の唾液からイネの食害を促すタンパク質を発見

イネ害虫のツマグロヨコバイの唾液から、イネの食害に必要不可欠なタンパク質「NcSP75」を発見した。このタンパク質の発現を抑えると、ツマグロヨコバイはイネの液汁を吸うことができなくなり、成長が阻害されるとともに、産卵数が減少した。
1701物理及び化学

ガス雲を振り回す野良ブラックホール

アルマ望遠鏡で天の川銀河の中心核「いて座 A*」から約20光年離れた異常な㏿度を持つ分子ガス雲に、高解像度の電波観測を行い「見えない重力源」に強く引っ張られ公転運動する様子を捉えた。太陽の3万倍にも匹敵する質量が集中していることが明らかに。
1202農芸化学

干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功

耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA)受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギを開発することに成功した。
2000原子力放射線一般

ジルコニウム奇数同位体の特異的イオン化法を開発

ジルコニウム(Zr)に対して「レーザー偶奇分離法」を適用し、従来提案されていた電子状態に比べて、奇数質量数の同位体のイオン化効率を約30倍増大させる電子状態を発見した。
1701物理及び化学

超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御

擬一次元の結晶構造を持つビスマスヨウ化物β-Bi4I4において、「弱い」トポロジカル絶縁体相を世界で初めて観測した。で結晶の冷却速度を制御する事により、通常絶縁体からトポロジカル絶縁相へと転移させ、スピン流のON/OFF制御を実証した。
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