2026-10-08 リーハイ大学
米国のリーハイ大学の研究チームは、データセンターから発生する大量の廃熱を蓄え、必要に応じて利用するコンクリート製の蓄熱システムを研究している。AIやクラウドサービスの普及に伴い、データセンターの消費電力と発熱量が増加し、冷却に必要なエネルギーや熱管理が重要な課題となっている。研究では、コンクリートの熱容量を活用して熱エネルギーを一時的に貯蔵し、冷却設備の負荷を平準化するとともに、蓄えた熱を建物の暖房などに再利用することを目指す。このような「熱電池」は、電気を直接蓄える従来の蓄電池とは異なり、熱の形でエネルギーを保持する技術である。材料の熱的特性とシステム設計を組み合わせることで、データセンターの熱管理を改善し、エネルギー利用効率の向上や運用コストの削減につながる可能性がある。さらに、廃熱を有効利用できれば、施設全体の環境負荷低減にも寄与することが期待される。
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