レタスは光強度・光質により代謝を自在に改変する

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狭波長LED光源による有用代謝物生産性のカスタマイズ化に成功

2018/05/21 筑波大学  電力中央研究所 理化学研究所 UC Davis Genome Center

筑波大学 生命環境系 草野 都教授、一般財団法人電力中央研究所 庄子和博上席研究員、北崎一義(現 国立大学法人北海道大学 助教)、国立研究開発法人理化学研究所 福島敦史研究員およびUC Davis Genome Center(米国) Richard Michelmoreらの研究グループは、さまざまな人工光照射条件下でサニーレタスを栽培した際に起こる代謝の違いを、統合オミックス解析により世界で初めて明らかにしました。

図 植物が利用可能な吸収波長(色)と狭波長LEDよる代謝物の種類および蓄積量の違い
今回の研究成果の一例を示します。苦味に関わる抗酸化活性を持つ代謝物は、主に青色光により蓄積されると考えられてきましたが、メタボロ―ム解析により、レタスが生合成する代謝物の蓄積量にバリエーションがあることがわかりました。

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1202農芸化学
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