菌類で火災に立ち向かう――研究者が菌糸体レザーを用いた防護服を開発(Fighting fire with fungi: researchers design protective clothing using mycelium leather)

2026-09-17 ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)

RMIT大学の研究者らは、農業廃棄物と水を用いて培養した菌糸(mycelium)のネットワークから作る「菌糸レザー」を、消防士などが使用する防護服に応用する研究を進めている。試作された山火事用ジャケットは、耐久性、耐火性、断熱性、自己消火性を備え、実用化に必要な特性を示した。また、直接皮膚に触れる製品としての安全性についてOEKO-TEX STANDARD 100 Product Class II認証を取得している。菌糸材料は生分解性を持ち、農業廃棄物を原料とできるため、従来材料や「永遠の化学物質」に代わる低廃棄・再生型材料として期待される。研究は科学とデザインを融合し、消防用防護服に加え、耐火建築外装材への応用可能性も検討している。

菌類で火災に立ち向かう――研究者が菌糸体レザーを用いた防護服を開発(Fighting fire with fungi: researchers design protective clothing using mycelium leather)
The mycelium wildfire jacket.

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