超微小量センシングデバイスの信頼性評価技術の開発に着手

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デバイスの信頼性向上を促進し、早期の社会実装を目指す

2019-09-10 新エネルギー・産業技術総合開発機構

NEDOは、Society 5.0の実現を目指して、生活習慣病の予兆検知やウイルス感染の拡大防止、防災・減災による安全・安心な街づくりに貢献する超微小量センシングデバイスの開発に取り組んでおり、今般、これらデバイスの信頼性評価技術の開発に着手しました。

具体的には、通常、外部環境やデバイス内部からのノイズに埋もれてしまうような極めてわずかな血中成分やウイルス、地盤振動などを検出する超微小量センシングデバイスに関して、それらの計測性能・信頼性を評価するシステムの構築や標準物質の開発などに取り組みます。デバイスの開発段階から信頼性評価技術の確立を並行して進めることにより、デバイスの信頼性向上に向けた検討を加速し、超微小量センシングデバイスの早期の社会実装を目指します。

4つの超微小量センシングデバイス開発と信頼性評価技術開発のイメージ図

図 4つの超微小量センシングデバイス開発と信頼性評価技術開発

1.概要

日本では、人口減少や少子高齢化、エネルギー・資源の制約などにより、医療・介護費の増大、地域の人手不足や移動弱者の増加、インフラ維持管理の負担増といった社会課題が顕在化しています。

そこで、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させる革新的なセンシング技術により、人やあらゆる「もの」からの豊富なリアルデータで現場の課題を精緻に見える化し、顕在化するさまざまな社会課題の早期解決と新産業の創出を両立する未来社会Society 5.0※1の実現を目指して、超微小量※2センシングデバイスに関する4つの研究開発※3に取り組んでいます。そして、これらデバイスを社会実装することにより、生活習慣病の予兆検知やウイルス感染の拡大防止、防災・減災による安全・安心な街づくりに貢献する新たなサービスの創出を目指しています。

現在開発を進める超微小量センシングデバイスは、通常では外部環境やデバイス内部からのノイズに埋もれてしまうような極めてわずかな血中成分やウイルス、地盤振動などを検出することを目的としていますが、検出素子に到達・反応する測定対象の量や得られた信号などをノイズに左右されずに正確にして精密に計測し、応答するデバイスの信頼性を正当に評価することが非常に困難です。

上記の課題を解決するため、今般NEDOは、開発中の超微小量センシングデバイスに対応した評価システムの構築や標準物質の開発など、デバイスの信頼性評価技術開発に着手しました。デバイスの開発段階から信頼性評価技術の確立を並行して進めることにより、デバイスの信頼性向上に向けた検討を加速し、超微小量センシングデバイスの早期の社会実装を目指します。

2.事業の内容
(1)事業名

IoT社会実現のための超微小量センシング技術開発/研究開発項目②「超微小量センシング信頼性評価技術開発」

(2)事業期間

2019年度~2023年度

(3)実施予定先

国立研究開発法人産業技術総合研究所

【注釈】
※1 Society 5.0
第5期科学技術基本計画(2016年1月22日閣議決定)において、日本が目指すべき未来社会の姿として提唱された概念で、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続くものとして、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、社会課題の早期解決と新産業の創出を両立する新たな社会を指します。
※2 超微小量
測定環境やデバイス内から発生するノイズに埋もれ、本来、有効な情報として認識できないほどの極めてわずかな圧力や濃度などの測定量を本プロジェクトでは指します。
※3 4つの超微小量センシングデバイス

超微小量センシング技術開発で新サービス創出に貢献する4テーマを採択(2019年5月13日ニュースリリース)

3.問い合わせ先
(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO 材料・ナノテクノロジー部 担当:北川、今泉 

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:坂本、中里、佐藤 

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