2019-03

1701物理及び化学

中性子星の連星をつくる、外層が大きく剥がれた星の超新星爆発を発見

中性子星と連星を成している星の外層が大きく剥がれ、その状態で超新星爆発を起こすと、中性子星どうしの連星が作られるという説を唱えてきた。よく一致する特徴を示す超新星が、過去の観測データからこのたび発見された。
1701物理及び化学

最新の原子核物理学で探るIa型超新星爆発の点火条件

量子力学的に共鳴状態が許されるかどうかの妥当性を含めて理論的な考察を加え、大きな炭素核融合の反応断面積がIa型超新星の点火に与える影響を調べた。白色矮星連星合体が超新星爆発を起こす前に中性子星として崩壊する確率が大きくなることが明らかに。
1701物理及び化学

非一様原始磁場は「ビッグバンリチウム問題」を解決できるか?

元素合成計算によって、原始磁場のゆらぎの効果を考慮することで原始7Li存在量が減少し、「ビッグバンリチウム問題」の解決に寄与することが明らかになった。
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0704表面技術

高強度の水素精製用パラジウム銅合金を電解めっきでワンステップ成膜

高強度、均質で緻密なパラジウム銅(PdCu)合金をワンステップの電解めっきで簡単に合成(成膜)する技術を開発した。
0110情報・精密機器

音源方向の可視化システムの開発

3Dマイクロホンを用いた音の収録・分析・可視化技術を開発した。3Dマイクロホンで録音したデータから到来する音の強さの空間分布を計算することにより、安価で簡単に、360度全方向の空間内の各音源の位置を可視化できる。
1202農芸化学

イネ紋枯病等に強くなり、かつ花が大きくなる遺伝子を発見~紋枯病の新たな防除方法の開発に貢献~

遺伝子組換え技術により植物全体で強く働かせると、イネ紋枯病などの病害に強くなり、かつ花が大きくなる遺伝子BSR2をイネから見出した。
1202農芸化学

種なしカンキツの育種を加速する技術を開発

カンキツの花粉量と花粉の受精能力を判別できるDNAマーカーを開発した。育種に利用すれば、芽生えの段階で花粉量が少なく花粉の受精能力が低い個体を選抜できるため、種なしカンキツ品種の育成を効率化することができる。
1900環境一般

「プラスチック・スマート」キャンペーンの取組状況について

2019-02-28 環境省 環境省では、世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して取組を進めることを後押しするため、昨年10月に「プラスチック・スマート -for Sust...
0105熱工学

省エネ低コストな乾燥技術で下水汚泥の資源利用を促進

自己熱再生型ヒートポンプ式高効率下水汚泥乾燥 技術」の導入ガイドライン(案)を策定し公開した。ヒートポンプサイクルの技術を応用することで、今まで利用が困難であった乾燥排気の潜熱も回収し、下水汚泥を乾燥する熱源として再度利用する仕組み。
1604情報ネットワーク

NIIが世界初の単独地球一周超高速100Gbps学術通信回線網を構築

学術情報ネットワーク「SINETサイネット」の国際回線を増強し、日本-米国-欧州-日本をリング状に地球一周する100Gbpsの超高速通信ネットワークとして本日から運用開始した。
1700応用理学一般

昭和基地NOW!!  休日はイベント三昧 スポーツ、ひな祭り、誕生日会

2019-03-03 国立極地研究所 広場にロープを敷いてコートをつくりました 昭和基地での観測や設営に関わる業務では、丸1日完全な休みを取ることは困難です。それでも毎週日曜日を休日日課とし、隊員が少しでも休みを取れるようにしています。 3...
1404水産水域環境

水1Lの分析で絶滅危惧種ニホンウナギの河川内分布を把握できることを明らかにしました

1Lの河川水中の環境DNA量を分析することで、ニホンウナギの河川での生息状況を把握できることを世界で初めて明らかにした。
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