令和元年(2019年)山形県沖の地震に関する情報

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2019-06-21 国土地理院

提供情報一覧
  1. 空中写真(垂直写真)
  2. 地殻変動
  3. 震源断層モデル
  4. 地盤災害(推計)
  5. デジタル標高地形図
  6. だいち2号干渉SARによる変動について
  7. このwebページで公開している地理空間情報のご利用について
  8. 問い合わせ先
空中写真(垂直写真)

弘法トンネル地区(新潟県村上市)(6/20撮影)
令和元年(2019年)山形県沖の地震に関する情報
(地理院地図による閲覧)
鶴岡市駅前地区(山形県鶴岡市)(6/20撮影)

(地理院地図による閲覧)

地殻変動

・令和元(2019)年6月19日発表
令和元年6月18日22時22分の山形県沖の地震に伴う地殻変動

震源断層モデル

GNSSで観測された地殻変動を基に震源断層モデル(矩形断層一様滑り)を推定しました。

地盤災害(推計)

・令和元年(2019年)6月18日22時58分時点
2019年06月18日22時22分発生の山形県沖の地震に伴う地盤災害(推計)

デジタル標高地形図

山形県鶴岡市周辺の詳細な地形を把握することができる地図です。

デジタル標高地形図「山形県鶴岡市周辺」(PDF:32.8MB)
(地理院地図による閲覧)

だいち2号干渉SARによる変動について

国土地理院は、6月18日に発生した山形県沖の地震に伴う地殻変動を明らかにするため、だいち2号のSARデータを使用した解析を行いました。
画像全体に非干渉領域が広がっています。これは、基準となる1回目の観測データが積雪の影響を受けているためと考えられます。(図1)
国土地理院は、今後も干渉SARによる監視を続けます。
(令和元年6月20日12:30観測時点)


図1:2015年1月08日~2019年6月20日の解析結果
※×:震央 2019/06/18 22:22 深さ 14km M6.7
震央位置及びマグニチュードは06/19 00:31に気象庁が発表した値
※今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
※干渉SAR の精度は一般的には数cm 程度とされています。また、衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。
※観測データは、地震予知連絡会SAR解析ワーキンググループを通して、JAXAから提供されたものです。
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
〇参考資料
SAR干渉解析の原理(PDF形式:880KB)
非干渉(砂をまいたようなざらざらした模様)とは
衛星進行方向と電波照射方向による見え方の違い(PDF形式:100KB)
SAR干渉画像の誤差

このwebページで公開している地理空間情報のご利用について

国土地理院コンテンツ利用規約に従い、出典を明示いただくだけで、転載も含めご自由にお使いいただけます。
これらの地理空間情報等につきましては、
・現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
・関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。

問い合わせ先

(空中写真(垂直写真)に関すること)
国土地理院 基本図情報部
管理課長 中村 孝之
管理課長補佐 伊東 欣英

(地殻変動に関すること)
国土地理院 測地観測センター
地殻監視課長 真野 宏邦
地殻監視課長補佐 田村 孝

(地盤災害(推計)に関すること)
国土地理院 地理地殻活動研究センター
地理情報解析研究室長 大野 裕幸

(デジタル標高地形図に関すること)
国土地理院 応用地理部
企画課長 勝田 啓介
企画課長補佐 小野 康

(震源断層モデルに関すること)
国土地理院 地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長 矢来 博司
地殻変動研究室 主任研究官 小林 知勝

(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
国土地理院 地理地殻活動研究センター 地殻変動研究室長 矢来 博司
国土地理院 測地部 宇宙測地課長 宗包 浩志

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