2026-03-04 京都大学
京都大学の原田博司教授らの研究グループは、6G時代に求められる数十km以上の通信カバレッジ実現に向け、広域地域無線ネットワーク「Wi-RAN」を用いた長距離4K映像伝送に成功した。研究ではVHF帯周波数を利用し、携帯電話の約1/4〜1/20という狭い帯域幅でも高品質映像を送れるよう、高圧縮の映像伝送方式を統合した無線映像伝送システムを開発。海を挟んだ見通し距離16kmの経路に加え、距離6kmで見通しがない環境でも高精細4K映像の安定伝送を実証した。これにより従来の移動通信では対応が難しかった広域エリア通信の可能性が示され、将来的には海上・航空・宇宙など広域環境での映像利用アプリケーションや新たな通信サービスへの応用が期待される。

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