国立天文台

1701物理及び化学

多波長観測で捉えられた木星の嵐

すばる望遠鏡を用いて木星の赤外線観測を実施。世界的なネットワークで行われた木星同時観測の一翼を担った。アルマ望遠鏡を含めた総動員によって木星を捉えた初事例でサブミリ波〜可視光線にまたがって観測することにより木星嵐の3次元構造を捉えた。
1701物理及び化学

木星の巨大な嵐の内側をアルマ望遠鏡で探る

アルマ望遠鏡による電波画像は、木星に渦巻くアンモニアの雲から50km下までの大気の様子をとらえた。
1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡、39個の「見えない銀河」を捉える~宇宙進化理論に謎を突きつける楕円銀河の祖先たち

2019-08-08 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測された、110億年以上過去の宇宙に存在する巨大銀河の想像図(図中にある4つの大きい銀河)。多量の塵(ちり)を含み、その中で爆発的に星が生み出されており、やがて巨大楕円銀河へと進化していくこ...
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0403電子応用

日蘭共同開発の新型超伝導受信機DESHIMAが拓く、電波天文学の新航路

2019-08-06  国立天文台 アステ望遠鏡に搭載されたDESHIMA(左の円筒形のものが、DESHIMAが入った真空冷凍容器)と開発チーム。(Credit: Robert Huiting(オランダ宇宙研究所)) オリジナルサイズ(23...
1701物理及び化学

一般相対性理論の「検証」にすばる望遠鏡が貢献

すばる望遠鏡に搭載された赤外線カメラ IRCS が、銀河系の中心部にある星 S0-2 の動きの精密な観測を行い、超大質量ブラックホールの周りにおける一般相対性理論の「検証」に貢献した。
1701物理及び化学

星の生産現場はとても希少

2019-07-24 国立天文台 FUGINプロジェクトで得られたガス雲の分布。低密度ガス雲(左)に比べて、高密度ガス雲(右)はごく一部でのみ検出されていることが分かる。(Credit:NAOJ) オリジナルサイズ(1.7MB) 銀河の中に...
1700応用理学一般

生命が居住可能な系外惑星へのスーパーフレアの影響を算出

太陽型恒星でのスーパーフレアの発生頻度とエネルギーおよび極紫外線を考慮した惑星放射線環境と大気散逸の定量的評価を世界で初めて行った。
1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡にまつわる10のこと

南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始した巨大望遠鏡。塵やガス、物質が放つかすかな電波を「視力6000」に相当する圧倒的な性能でとらえる。日本を含む22の国と地域が協力して運用するアルマ望遠鏡。
1701物理及び化学

若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤

アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測した。若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤の中で作られた新しい惑星の周りの小さな円盤構造のこと、理論的な計算によって予言されてきた。木星のまわりのような衛星系を生み出すもとと考えられている。
1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡が見た部分日食

2019-07-11  国立天文台 2019年7月2日、南米の一部で皆既日食が見られました。アルマ望遠鏡のあるアタカマ高地では、太陽の76%が月に隠される部分日食となりました。この部分日食を、アルマ望遠鏡の日本製12mアンテナ1台で日食の様...
1702地球物理及び地球化学

通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明

人工衛星は太陽光を反射し、天文研究用の可視・赤外線望遠鏡では「人工の星」として認識される。さらに衛星の通信電波が電波天文観測に影響を与えることも。天文観測環境を維持・保護するための活動を進めており「周波数資源保護室」を設立した。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019-07-08 国立天文台 アルマ望遠鏡が撮影した、巨大原始星G353.273+0.641。原始星周囲のコンパクトな構造を赤、円盤を黄、その外側に広がるガス(エンベロープ)を青に着色して疑似カラー合成しています。 オリジナルサイズ(1...
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