2026-10-06 北海道上ノ国町,株式会社NTTドコモ
NTTドコモと北海道上ノ国町は、クマ対策用の電気柵を安定運用するため、IoTによる遠隔監視・異常検知・故障区画の自動切り離しシステムの実証実験を開始した。電気柵は草木の接触や断線などによって漏電すると電圧が低下し、柵全体の機能が損なわれる課題がある。今回のシステムでは、各区間の電圧を遠隔監視し、異常が発生した区画を特定すると、リレーを作動させてその区画だけを自動的に切り離す。これにより、正常な区画は必要な電圧を維持したまま運用できる。2026年10月6日から11月30日まで、上ノ国町の住宅に隣接する山林に設置された約200~300mの電気柵で、漏電検知精度、他区画の機能維持、見回り・管理作業の削減効果などを検証する。野生動物による農業被害の軽減に加え、自治体職員や農業従事者の負担軽減、生物多様性保全への貢献も期待される。

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