2021-05

1504数理・情報

計測誤差があるセンサーを使っても安全に動くように 制御ソフトウェアを自動で変換する手法を開発

自動運転をはじめとした外部環境とやり取りするさまざまな制御システムのセンサーに計測誤差があっても、安全に動くように制御ソフトウェアのモデルを自動で変換する手法を開発した。
2001原子炉システムの設計及び建設

電子温度・イオン温度共に1億度のプラズマを達成、LHD研究は新たな段階へ

これまでに、核融合にとって乱流にプラス面があることを実験で明らかにした。圧力勾配が急峻になると発生するプラズマの不安定性には、緩やかに現れて持続するものと、突然現れるものがあり、突然現れる不安定性は、「きっかけ」と「プラズマへの影響」の解明に、重要な実験結果が得られた。
1702地球物理及び地球化学

地球や月といった天体のマントルに含まれる炭素量はどのように決まったのか?

惑星材料物質であるコンドライト組成の試料を用いて先行研究よりも現実的な系の液体鉄―マグマ間の炭素分配を実験的に決めた。
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1700応用理学一般

”自然界”を効率的に学習する方法を開発~量子系ハミルトニアンの効率的な学習に必要なデータ数は?~

量子力学に従う多粒子系(量子多体系)を特徴付けるエネルギー関数、すなわちハミルトニアンを少ないサンプルデータ数で効率的に学習する新手法を開発した。ハミルトニアン学習におけるデータサンプル数の必要十分条件は、量子多体系の粒子数Nに対してNα(1/2 < α < 3)であることを明らかにした。
2004放射線利用

”負の圧力”で膨張した「液体金属」を直接観察~航空宇宙分野の新材料開発やレーザー加工の高度化へ~

高出力レーザーとX線自由電子レーザー(XFEL)を組み合わせた実験により、極限環境下の液体金属の様子を直接観察することに初めて成功。超高速膨張時の液体金属状態のタンタルに、数万気圧もの“負の圧力” が作用していることを実証。
1700応用理学一般

キラル分子の高感度・簡便な構造解析法を創出 ~創薬や材料開発を加速~

シリコンでできたナノ構造を持つプレート「シリコンナノディスクアレイ」による全誘電体のキラル場増強ROAの理論を構築し、それをROA分光計測基板として用いることで、従来のROA分光法と比べて、光電場とキラル分子の間で100倍強い相互作用を実験的に実証した。
1702地球物理及び地球化学

地球上最大の巨大海台はなぜできたか?

世界最大の海台であるオントンジャワ海台のプレートの底が周囲より約 40km 深いことを明らかにし、これが海台形成時の熱組成プルームの融け残りが付加したものであることを示した。
0502有機化学製品

フラーレンの球面構造はどのようにしてできるのか

平面状の炭化水素(C60H30)が徐々に反応し、曲面の中間体を経ながら、最終的にC60へと変換される様子を原子分解能電子顕微鏡の映像として捉えることに成功した。
1604情報ネットワーク

4K 映像伝送機材を用いた消化器内視鏡映像のリアルタイム伝送実証に成功

モバイルを活用した遠隔医療支援を目的とし、高精細映像伝送システムを用いた 4K 映像による消化器内視鏡映像のリアルタイム伝送の実証実験に成功した。
0505化学装置及び設備

-22℃に温度を保つ「適温蓄冷材」を開発~食品などの冷凍輸送用蓄冷材として活用が可能~

冷凍輸送時の蓄冷材として活用が可能な融点-22℃の「適温蓄冷材」を開発した。
0403電子応用

ペロブスカイトナノ粒子において近赤外光による大きな超高速光変調を室温で実現

レーザー光パルスをハライドペロブスカイト半導体CsPbBr3ナノ粒子に照射すると、可視光領域の光がレーザー光パルスの当たっている間のみ超高速に変調され、その大きさが近赤外領域のレーザー光で特異に増大する現象を室温で発見した。
1900環境一般

森林渓流水の硝酸濃度を決定する環境要因を広域スケールで解明~機械学習により視覚化~

森林渓流水の硝酸(NO3-)濃度を規定する環境要因を、機械学習を用いて広域スケールで解明した。
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