2021-05-14

1204農業及び蚕糸

試験圃場の空撮画像の解析を行うアプリケーション「HojoLook」

「HojoLook (ホジョールック) 」は、ドローン等を用いて撮影した試験圃場の空撮画像の解析を簡便に行うことができるexe実行ファイル形式のGUIアプリケーションです。台形補正や圃場配置に合わせた試験区の切り出しといった画像処理を行い、罹病程度や草勢に関する評価指数であるrG (rGRVI = relative Green Red Vegetation Index) を出力できる。
1603情報システム・データ工学

HPCI共用ストレージへのデータ転送サービス開始

X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」で得られた実験データの大規模解析のため、SACLAからHPCI共用ストレージへのデータ転送サービスを開始した。
1700応用理学一般

ついに撮影成功 ! 「吐く息」「飛沫」「マスクの効果」がここまで見える !

従来、シミュレーションで予測することが多かった息の広がりを可視化することに成功した 。二酸化炭素が吸収する赤外線に着目した特別なカメラを設計し、映像の撮影に成功した。
0403電子応用

電気で操る磁石の研究で新発見 ~電子スピンで「沈黙の磁石」にGHzのモーター回転~

強い磁気を内部に秘する「沈黙の磁石」反強磁性体に電子スピンを作用させたときに生じる現象を調べ、内部のカイラルスピン構造が無磁場中で恒常的に回転する新現象を発見した。
2005放射線防護

廃炉現場の汚染分布を3次元マップで”見える化”

放射性物質を可視化するコンプトンカメラに、サーベイメータおよびレーザ光を利用した3次元空間認識デバイスを組み合わせることにより、汚染箇所や空間線量率を見える化した3次元マップを描画するシステム(iRIS)を開発した。
1701物理及び化学

汎世界的ミューオン観測網のデータからコロナ質量放出の地球到達時の構造を解明

昭和基地での中性子およびミューオンの値の減少が確認された。太陽風プラズマの人工衛星観測データ等を調査し、コロナ質量放出によって太陽から吹き出る、螺旋状のロープのようなねじれた磁力線群(磁気フラックスロープ、MFR)の到来が引き起こした現象であると結論づけ、汎世界的ミューオン観測網のデータを使ったさらに詳細な解析を行った。
0109ロボット

自動運転技術を用いたAI教習システムの製品化

自動車教習所の教習指導員の運転行動をルール化した運転モデルを開発した。開発したモデルと自動運転技術を用いて危険回避の手法を確立し、AI教習システムとして製品化した。
1602ソフトウェア工学

注目のナノポアセンサー AIでノイズを制御し精密に形状を測定 変異ウイルス検査システムへの応用に期待

水中におけるナノサイズの物体の動きを精確に測定するナノポアセンサーで観測される電流ノイズを除去する深層学習アルゴリズムを開発した。1個のナノ粒子がナノポアを通過する際に生じるイオン電流信号に当該手法を適用することで、ノイズに埋もれた細かな電流変化も判別可能に。
1701物理及び化学

カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中

三重県亀山市の中村祐二さんが、3月18日夜に、カシオペヤ座の方向に発見した新星に、後に「カシオペヤ座 V1405」という変光星名が付けられている。この新星が現在、暗い夜空の下であれば肉眼でも確認可能なくらいの、5等級台の明るさにまで増光している。
1701物理及び化学

超新星で探る宇宙膨張の歴史

Ia型超新星の観測データをまとめたカタログを活用し、1000個以上の超新星の観測結果から宇宙膨張の歴史を描き出した。距離をいくつかの範囲に区分し、それぞれの区分に含まれる超新星を使ってハッブル定数を算出したところ、宇宙の誕生から経過した時間に応じて、変化している可能性が明らかになった。
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