令和8年熊本地震の評価

2026-08-12 地震調査研究推進部地震調査委員会

2026年7月28日に熊本県熊本地方で発生したM7.1の「令和8年熊本地震」について、地震調査委員会は一連の地震活動を評価した。震源は深さ約15kmで、北北西-南南東方向に張力軸を持つ横ずれ断層型の地殻内地震であり、熊本県で最大震度7を観測した。その後も活動は継続し、8月12日までに震度1以上の地震が623回発生した。GNSS観測では熊本県八代市で北東方向に約87cmの地殻変動が確認され、衛星SAR解析でも大規模な地殻変動が検出された。震源断層は長さ30~40km程度の北西傾斜の横ずれ断層と推定され、日奈久断層帯の高野-白旗区間および日奈久区間北東部に対応すると考えられる。現地調査では氷川町付近で最大約2mの右横ずれを伴う地表地震断層も確認された。地震後は余効変動も継続している。今後1か月程度は最大震度5弱以上の地震に注意が必要で、場合によっては本震を上回る揺れや津波発生の可能性もあるとされた。

令和8年熊本地震の評価

<関連情報>

1702地球物理及び地球化学
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました