平成30年(2018年)北海道胆振東部地震に関する情報(2018/09/12)

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2018/09/12  国土地理院

提供情報一覧
  1. 空中写真 (垂直写真・正射画像)
  2. 地殻変動
  3. 被災前後の比較 (空中写真)
  4. 立体地図
  5. デジタル標高地形図
  6. 赤色立体地図
  7. だいち2号干渉SAR による解析結果について
空中写真(垂直写真・正射画像)

垂直写真
安平地区(北海道勇払郡安平町・厚真町など)(9月11日撮影)
平成30年(2018年)北海道胆振東部地震に関する情報(2018/09/12)
(地理院地図による閲覧)
厚真東部地区(北海道勇払郡厚真町・むかわ町、沙流郡平取町)(9月11日撮影)

(地理院地図による閲覧)
厚真地区(北海道勇払郡厚真町・安平町・むかわ町)
(9月6日及び9月8日撮影等により撮影は完了しました。)
※太陽高度が低い時間の撮影のため山陰等で見えにくいところがあります。
※青丸は9月6日・緑丸は9月8日撮影

(地理院地図による閲覧)
厚真川地区(北海道勇払郡厚真町・安平町・むかわ町)(9月6日撮影)
※雲の影響により地上が見えにくい場合があります。

(地理院地図による閲覧)
(正射画像)
厚真地区(北海道勇払郡厚真町・安平町・むかわ町)(9月6日(一部9月8日)撮影)
※太陽高度が低い時間の撮影のため山陰等で見えにくいところがあります。

(地理院地図による閲覧)
厚真川地区(北海道勇払郡厚真町・安平町・むかわ町)(9月6日撮影)
※範囲を広げて再作成しました(9月11日)

(地理院地図による閲覧)

地殻変動

・平成30年(2018年)9月6日発表
平成30年北海道胆振東部地震に伴う地殻変動(暫定)(第2報)
・平成30年(2018年)9月6日発表
平成30年9月6日03時08分頃の北海道胆振(いぶり)地方中東部地震に伴う地殻変動(暫定)

被災前後の比較 (空中写真)

地理院地図の2画面表示機能を使い災害前後の状況が確認できます。
北海道厚真町幌内【9月6日撮影(空中写真)】

北海道厚真町吉野【9月6日撮影(空中写真)】

「被災前後の比較」についての操作方法はこちら
(※画像をクリックすると比較ページが起動します。)

立体地図

地理院地図3Dの機能を使い、今回の災害で撮影した空中写真を用いて作成した立体地図です。閲覧に際しては、以下の点にご留意ください。
・地形の高さで3D表示しており、建物や構造物、樹木などの高さに合わせて表示しているわけではありません。
・地形の高さは災害前のデータを用いており、土砂崩壊などで生じた地形変化を反映したものではありません。

(1)北海道厚真町吉野【9月6日撮影(空中写真)】

(2)北海道厚真町幌内【9月6日撮影(空中写真)】

(※画像をクリックすると立体地図表示のページが起動します。)

デジタル標高地形図

北海道厚真町周辺の詳細な地形を把握することができる地図です。地形を影や色を使って表現しているので、高低差が直感的にわかります。

デジタル標高地形図(北海道厚真町周辺)A0判(PDF:46.1MB) (地理院地図による閲覧)

赤色立体地図

北海道厚真町周辺の詳細な地形を把握することができる地図です。

赤色立体地図(北海道厚真町周辺)A0判(PDF:15.4MB) (地理院地図による閲覧)

だいち2号干渉SAR による解析結果について

国土地理院は、だいち2号のSARデータを使用した解析により、平成30年(2018年)北海道胆振東部地震に伴う地殻変動を明らかにしました。(平成30年9月8日23:18観測時点)
(干渉SARによる結果)
・震央の南を中心として最大約5cm(暫定値)を超える衛星に近づく変動が見られます。また、厚真町からむかわ町にかけての平野部で局所的な変動が多数見られます。(図1~3)
(2.5次元解析による結果)
・震央周辺で最大7cm程度(暫定値)の隆起が見られます。隆起域の東側で最大4cm(暫定値)の東向きの変動が見られます。(図4)

1回目

2回目
衛星進行方向 電波照射方向
(照射方位)
観測
モード
入射角
(中心)
高解像度画像
(公表日)
1 2018年8月23日

2018年9月06日
11:41頃
南行 右(西) 高分解能 36° 2018年9月10日
2 2018年8月23日

2018年9月06日
23:18頃
北行 左(西) 高分解能 43° 2018年9月10日
3 2018年8月25日

2018年9月08日
北行 右(東) 高分解能 31° 2018年9月10日
4
図1及び図3の干渉SARによる結果を組み合わせた2.5次元解析
(準上下成分と準東西成分を推定)
準上下準東西
2018年9月10日


図1:2018年8月23日~2018年9月06日 11:41頃の解析結果(SAR干渉画像)(暫定)
※×:震央 2018/09/06 03:07 深さ37km M6.7
震央位置マグニチュードは9/6 5:10に気象庁が報道発表した値(以下の図も同様)
赤線:主要活断層(地震調査研究推進本部)(以下の図も同様)

図2:2018年8月23日~2018年9月06日 23:18頃の解析結果(SAR干渉画像)(暫定)

図3:2018年8月25日~2018年9月08日の解析結果(SAR干渉画像)(暫定)

図4:干渉SARによる結果(2018年8月23日~2018年9月06日11:41頃、2018年8月25日~2018年9月08日)を組み合わせた2.5次元解析の結果 (左:準上下成分、右:準東西成分)(暫定)
※今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
※干渉SAR の精度は一般的には数cm 程度とされています。また、衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結 果の見え方に違いが生じます。
※観測データは、地震予知連絡会SAR解析ワーキンググループを通して、JAXAから提供されたものです。
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
○参考資料
SAR干渉解析の原理(PDF形式:880KB)
非干渉(砂をまいたようなざらざらした模様)とは
衛星進行方向と電波照射方向による見え方の違い(PDF形式:100KB)
国土地理院干渉SARホームページ
SAR干渉画像の誤差
干渉SARの2.5次元解析(PDF形式:350KB)

このwebページで公開している地理空間情報のご利用について

国土地理院コンテンツ利用規約に従い、出典を明示いただくだけで、転載も含めご自由にお使いいただけます。
これらの地理空間情報等につきましては、
・現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
・関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。

問い合わせ先

(空中写真(垂直写真・正射画像)に関すること)
国土地理院基本図情報部

(デジタル標高地形図、赤色立体地図に関すること)
国土地理院応用地理部

(地理院地図、被災前後の比較サイトの操作方法及び立体地図に関すること)
国土地理院地理空間情報部

(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
測地部 宇宙測地課
地理院地理地殻活動研究センター 地殻変動研究室
(地殻変動に関すること)
測地観測センター 火山情報活用推進官
地殻監視課
地震調査官

 

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