AI for Science開発用スーパーコンピュータの名称を「理究(りきゅう)」に決定 -人工知能による科学研究の革新に大きく貢献へ-

2026-06-19 理化学研究所

理化学研究所(理研)は、AIを活用した科学研究「AI for Science」向けスーパーコンピュータの名称を「理究(りきゅう、RIKYU)」に決定した。「理究」には、AIとハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を活用して自然現象の原理や法則(理)を探究し究めるという意味が込められている。名称は全国から寄せられた1,019件の応募の中から選定され、茶人・千利休と同音で親しみやすいことに加え、「守・破・離」の精神をAIによる科学知創出になぞらえた理念も評価された。
◆理究は理研神戸地区に導入されるAI研究専用計算機で、NVIDIA GB200 NVL4を搭載した400ノード、計1,600基のGPUで構成される。倍精度演算性能は64.16PFLOPS、AI向けのFP8演算では15.539EFLOPSに達し、エクサスケール級の性能を実現する。AI学習や推論に特化した計算基盤として、科学研究基盤モデルの開発や国内外のAI for Science研究に活用される予定である。今後は、大規模シミュレーションに強いスーパーコンピュータ「富岳」と連携し、AI・実験・理論・シミュレーションを統合した新たな科学研究の推進に貢献することが期待されている。


「富岳」の見学、より ©理研

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