量子HPC連携プラットフォーム向け新スーパーコンピュータ「ROQUO(ろっこう)」運用開始 -量子コンピューティングとHPCの連携を加速-

2026-06-19 理化学研究所,DTS,ScaleWorX,Giga Computing Technology

 

理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)は、量子コンピューティングと高性能計算(HPC)の連携を推進する新たなGPUスーパーコンピュータ「ROQUO(ろっこう)」の運用を開始した。名称は神戸市を象徴する六甲山に由来し、日本の量子HPC連携プラットフォームの中核を担う計算基盤として期待されている。ROQUOはNEDOのJHPC-quantumプロジェクトの一環として整備され、NVIDIA GB200 NVL4を搭載した135ノード(GPU540基)で構成される。ノード間は最新のNVIDIA Quantum-X800 InfiniBandで接続され、HPLベンチマークでは19.80PFLOPSの実効性能を達成した。また、温水冷却システムを採用し、高性能と省エネルギー性を両立している。
◆ROQUOはスーパーコンピュータ「富岳」、IBMの量子コンピュータ「ibm_kobe」、Quantinuum製量子コンピュータ「黎明」と連携し、量子・HPCハイブリッド計算環境を実現する。量子アルゴリズム開発、量子計算シミュレーション、量子機械学習などの研究を加速するとともに、次世代計算基盤「富岳NEXT」の開発に向けた運用知見の蓄積にも貢献する。量子コンピュータとGPUスーパーコンピュータを統合した先進的な研究基盤として、日本の計算科学と量子技術の発展を支える役割が期待される。

 

量子HPC連携プラットフォーム向け新スーパーコンピュータ「ROQUO(ろっこう)」運用開始 -量子コンピューティングとHPCの連携を加速-
「ROQUO」の外観

<関連情報>

量子HPC連携プラットフォームの全体像の図

1601コンピュータ工学
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