顔画像に加え「災害画像」等の一般画像検知に対応、 Kubernetes導入によりクラウドでのスケーラビリティを実現
2026-06-10 国立情報学研究所
国立情報学研究所(NII)は、生成AIによる偽情報対策として開発しているディープフェイク検知プラットフォーム「SYNTHETIQ VISION」を大幅に強化した。従来は人物の顔画像や映像の検知を中心としていたが、新たに災害画像や風景、建物などの一般画像にも対応し、生成AI特有のアーティファクト(生成痕跡)を解析することで、偽の洪水・火災・建物損壊画像などの真偽判定を可能にした。さらに、システム基盤にKubernetesを導入してクラウドネイティブ化し、オートスケーリングによる大量・高速処理、高可用性、既存システムとの柔軟なAPI連携を実現した。これにより、大規模災害時のSNS監視や報道機関でのファクトチェック、eKYCなどの本人確認サービスへの適用が期待される。NIIは今後、外部機関との実証実験を進めるとともに、情報の真偽を適切に判断できる「情報的健康(インフォメーション・ヘルス)」な社会の実現を目指して研究開発を加速する。
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