2022-01

0200船舶・海洋一般

無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」 世界初の大型フェリーの無人運航実証、北九州市で成功

無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」、全長222mの大型フェリーでの回頭や後進を伴う高度な自動入出港、高速運転(最速26ノット)での無人運航船技術の実証は世界初です。大型フェリーを対象に開発された、赤外線カメラによる他船検出を行うセンサーを含む高度な無人運航システム、機関室の遠隔監視や高度なサイバーセキュリティーシステムは、今後の船舶の自動化、無人運航化の進展に寄与。
0403電子応用

ダイヤモンドで高移動度トランジスタを実現~必須と考えられてきたアクセプタはむしろ邪魔? 従来と逆の発想で高特性化~

ダイヤモンド電界効果トランジスタを新しい設計指針に基づいて作製し、高い正孔移動度 (低損失・高速動作のために重要) とノーマリオフ動作 (ゲート電圧をかけないときに電流が流れない動作 ; 安全の観点から重要) を示すことを実証しました。
1700応用理学一般

デュアルコム分光を用いた平板光学材料の超高精度な屈折率・厚さ計測手法を開発

光の位相変化量を正確に直接計測できるデュアルコム分光法を用いて、平板シリコン材料の厚さと屈折率を、非接触で、多波長に対して高精度に同時計測する手法を開発しました。材料の屈折率を、平板形状のまま、究極的な精度で計測できる画期的なものです。
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2100総合技術監理一般

政府の技術実証による大規模イベントでの感染予防対策の調査(第二報)

政府の「ワクチン・検査パッケージの技術実証」の試合を含むBリーグの5試合で感染予防対策の調査を実施。マスク着用率は試合中で平均96.3%、ハーフタイムで平均92.6%。観客の応援は主に拍手であり、試合時間に対してチャンスなどで歓声が発生した割合は平均0.8%。5試合における各会場の観客席のCO2濃度の平均値は623-919ppm。
0504高分子製品

“酵素でペットボトルをリサイクル”PET分解酵素の産業応用に向けた共同研究を開始

酵素によるPETリサイクル技術の確立に向けた共同研究を開始します。近年、プラスチックの問題が注視されている中、容器包装資源が循環する持続可能な仕組みを作っていくことは喫緊の課題で、解決策としてケミカルリサイクル技術への関心が高まっています。ケミカルリサイクル技術とは、廃ペットボトルを選別、粉砕、洗浄して汚れや異物を取り除いた上で化学分解処理を行い、PETの中間原料まで分解、精製したものを再びPETに合成する方法です。
0404情報通信

ケーブルに置くだけで通信エリアを構築できるアンテナを開発

ケーブルの近くに置くだけでその周辺に通信エリアを構築できるアンテナを世界で初めて開発し、60GHz帯での実証実験に成功しました。
1604情報ネットワーク

6G時代の新たな提供価値「人間拡張」を実現する基盤を開発

ネットワークで人間の感覚を拡張する「人間拡張」を実現するための基盤を開発しました。6Gでは神経の反応速度をネットワークの通信速度が超えるため、脳や身体の情報をネットワークに接続することにより、ネットワークで人間の感覚を拡張することが可能になると考えられています。「身体のユビキタス化」および「スキルの共有」の実現に向けて、他者間の動作の共有を可能にする本基盤を開発しました。
1900環境一般

深海に滞留する燃焼由来の溶存物質~太平洋深海における溶存黒色炭素の除去プロセスを発見~

太平洋に森林火災や化石燃料燃焼の副産物である溶存黒色炭素が普遍的に存在すること,深海の溶存黒色炭素が沈降粒子に吸着され,太平洋深海から溶存黒色炭素が除去されていることを明らかにしました。
0705金属加工

少数データから短時間で現場環境に応じた最適加工条件を決定

一枚の金属板から立体形状に成形するへら絞り「スピニング」加工において、AIを使ってローラーの最適な動作経路「ローラーパス」を瞬時に決定する技術を開発した。短時間で容易に、立体形状の高さや板厚が狙い通りの寸法となるように成形できる。
2001原子炉システムの設計及び建設

ホウ素粉末のふりかけでプラズマの温度が上昇~ リアルタイムで不純物と乱流を抑制~

核融合発電の実現には高温のプラズマを安定に維持することが必要です。ところが、プラズマを閉じ込める容器の壁から発生する不純物や、プラズマ中に発生する乱流によって、プラズマの温度が低下することがあります。大型ヘリカル装置(LHD)において、プラズマ実験の最中にホウ素の粉末をプラズマにふりかけることにより、リアルタイムで壁からの不純物を低減すると同時に、プラズマ中の乱流を抑制できることを明らかにしました。
1702地球物理及び地球化学

トンガ諸島付近における大噴火に伴う 防災科研の海域観測網(S-net, DONET)で観測された水圧変動

2022年1月15日13時(日本時間)ごろ、トンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模噴火が発生し 、同日20時過ぎから、S-netとDONETの全観測点で潮位変化が観測された。 沖合のS-netとDONETの観測点では最大10数㎝程度(片振幅)で、初動部分よりも後続部分で大きい。 すべての観測点で、初動は潮位の上昇を記録した。
1702地球物理及び地球化学

令和4年1月15日13時頃のトンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火に伴う潮位変化について(第2報)

2022-01-16 気象庁 本文 火山の噴火の概要 噴火発生日時:1月15日13時頃(日本時間) 火山名:フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山 噴煙高度:約52,000フィート(約16,000メートル) 津波警報等の発表状況:津波警報・津...
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