2022-01-06

1200農業一般

リンゴ黒星病の発生低減に貢献するリンゴの落葉収集機を市販化

リンゴ黒星病の発生源となる落葉の収集機に関する共同研究を行い、その成果である落葉収集機を2022年3月に市販化することになりました。本機は、雪解け後の地面に張り付いた落葉に対し8~9割の除去率を達成するとともに、手作業の約30倍の作業能率で収集することができます。
1701物理及び化学

反物質と太陽の重力相互作用~1兆分の16の精度を持った時計と反時計の比較~

陽子と反陽子の質量電荷比(質量/電荷)をそれぞれ測定し、1兆分の16という超々高精度で両者が一致していること、さらにアインシュタインの「弱い等価原理」が3%の精度で成立していることを明らかにしました。
1701物理及び化学

量子もつれに劇的な変化をもたらす新たな条件の発見~量子測定と量子もつれに新たな知見~

量子もつれと量子測定の強さの競合によって生じる量子測定誘起相転移が発現するための新たな条件を発見しました。
2005放射線防護

福島の森林樹木の放射性セシウム汚染は今後どうなるか?新開発の計算モデルで汚染メカニズムを解明し将来予測を可能に

放射性物質の動きを詳細に予測する計算モデル「SOLVEG-R」により、1F事故による放射性セシウムで汚染された森林について樹木の木部の汚染のメカニズムを明らかにするとともに、観測データがない森林における木部の濃度の変動予測を可能にしました。
0109ロボット

マテリアルベースでのリザバー演算素子の開発とロボティクスへの応用に成功~AIロボットが何をつかんだか判別~

単層カーボンナノチューブ(SWNT)/ポルフィリン(Por)-ポリオキソメタレート(ポリ酸、POM)複合体のランダムネットワークを人工知能素子の一種であるリザバー演算(RC)素子として応用し、ロボットアームのハンド部分から得られる触感信号をリザバー演算させることでロボットが何をつかんだのかを判別(把持物体認識)することに成功しました。
1700応用理学一般

「富岳」を用いた1万超の原子を含むナノ物質の超高速光応答シミュレーションに成功

先端のレーザー技術を用いた光科学の研究では、極めて強く短いパルス光を物質に照射することにより、多くの新奇な現象が発見されています。これらの現象を理解するためには、光を照射した物質の内部で起こる、電子やイオンのミクロな運動を解明することが必要です。本研究では、スーパーコンピューター「富岳」を用い、1万を超える原子を含むナノ物質の光応答の第一原理計算に、世界で初めて成功しました。
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