2019-03

福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明 2000原子力放射線一般

福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明

福島原発事故の際、原子炉から放出された放射性セシウムの一部は、数ミクロン(μm)以下の微粒子に封じこめられた状態で飛散した。セシウムボールと呼ばれ、純水および海水中で溶解することを明らかにし、その溶解速度を見積もることに成功した。
世界初、最小規格のオンボード光モジュールで400ギガビット/秒伝送を実現 0403電子応用

世界初、最小規格のオンボード光モジュールで400ギガビット/秒伝送を実現

COBOの規格最小のClass Aのオンボード光モジュールで、400Gbit/sの伝送速度を世界で初めて実現した。PETRAが開発したシリコンフォトニクス技術を用いた世界最小5mm角の超小型光トランシーバー「光I/Oコア」を適用。
高入出力特性と高エネルギー密度を両立した蓄電デバイスを実用化 0400電気電子一般

高入出力特性と高エネルギー密度を両立した蓄電デバイスを実用化

負極にチタン酸リチウムを用いたハイブリッドキャパシターを開発し、電気二重層キャパシターに対して大幅なエネルギー密度の向上を実現するとともに、薄膜塗工電極などの技術によりキャパシターセルの内部抵抗を低減することに成功した。
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シリコンフォトニクス技術による光渦多重器を開発 0403電子応用

シリコンフォトニクス技術による光渦多重器を開発

光通信帯域に対応した光渦(ひかりうず)多重器を開発した。シリコンフォトニクス技術を用いることで、波長無依存性な光渦合分波に成功し、世界で唯一のモジュール実装されたデバイスを実現した。
骨粗鬆症の新たな遺伝子座位を発見 1504数理・情報

骨粗鬆症の新たな遺伝子座位を発見

台湾人、日本人、韓国人について骨粗鬆症に関するゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、新しい遺伝子座位(原因遺伝子の存在する領域)を3ヵ所発見した。インフォマティクス解析から、これらの遺伝子座位内に14の骨粗鬆症の候補遺伝子を同定した。
2次元物質で高効率の熱電変換を実現 0401発送配変電

2次元物質で高効率の熱電変換を実現

鉄系高温超伝導体のセレン化鉄(FeSe)を極薄膜化することで、熱電効果(ゼーべック効果)が飛躍的に上昇することを発見した。
SACLAの明るさを6倍にすることに成功 2004放射線利用

SACLAの明るさを6倍にすることに成功

新しいX線光学技術「反射型セルフシード技術」を考案・開発し、X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」において、従来よりも約6倍明るいX線レーザービームを作り出すことに成功した。
強磁性体における熱電性能の顕著な増大を発見 0401発送配変電

強磁性体における熱電性能の顕著な増大を発見

Fe, V, Al, Siを含んだ弱い強磁性合金で、強磁性転移温度 (Tc) 周辺の非常に幅広い温度域で熱電性能の向上がみられ、特にTcが室温に近い場合、Tc近辺では変換効率を最大で2倍程度も向上させることがわかった。
中規模養豚農家へ導入可能な豚舎洗浄ロボットを開発 0109ロボット

中規模養豚農家へ導入可能な豚舎洗浄ロボットを開発

中規模養豚農家に適した、取扱性・操作性に優れ、外国製と比べてコンパクトな豚舎洗浄ロボットを開発した。
多収の温暖地西部向け日本めん用小麦「びわほなみ」 1202農芸化学

多収の温暖地西部向け日本めん用小麦「びわほなみ」

温暖地西部向けの日本めん用小麦品種「びわほなみ」は、「農林61号」や「シロガネコムギ」に比べて収量が1割以上多く、子実の灰分がより低い品種である。小麦粉に含まれる灰分が少ないほど粉色はくすみが少なくなり、製粉性も上がる。
単一分子電界発光の機構解明~発光過程における分子内電子間クーロン相互作用が鍵~ 1701物理及び化学

単一分子電界発光の機構解明~発光過程における分子内電子間クーロン相互作用が鍵~

単一分子の「電界発光」(エレクトロルミネッセンス)において、電子間に働くクーロン相互作用を考慮して電子の運動を調べる理論を構築し、この理論を用いて発光機構を解明した。
小型に集積可能なフォトダイオードで受光感度21.8A/Wを達成 0403電子応用

小型に集積可能なフォトダイオードで受光感度21.8A/Wを達成

フォトダイオードの小型化と高感度化を両立させる技術の開発に成功し、シリコンフォトニクス技術により他の光素子と集積可能なフォトダイオードとして、1600nm波長帯の光に対して世界最高となる21.8A/Wの受光感度を達成した。
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