タッチダウン直後の画像

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2019-02-25  JAXA,はやぶさ2プロジェクト
「はやぶさ2」のタッチダウン運用(TD1-L8E1)を、2月20日~22日に行いました。 タッチダウン後の上昇中に広角の光学航法カメラ(ONC-W1)で撮影した画像を図1に示します。


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図1 タッチダウン直後にタッチダウン地点付近を撮影した画像。 広角の光学航法カメラ(ONC-W1)によって、機上時刻で2019年2月22日07:30頃(日本時間)に撮影された。
(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

図1は、タッチダウンから約1分後に撮影したもので、撮影高度は約25 m(誤差数 m)と推定されます。 探査機の影の下の部分の色が周りと異なっていますが、タッチダウンによって変色した部分です。 変色した理由は現時点では不明ですが、スラスターや弾丸(プロジェクタイル)に よって舞い上がった砂によるという可能性も考えられます。

図1にタッチダウン予定地点を重ね合わせてみると図2のようになります。変色した領域の中央にタッチダウン予定地点がありますので、ほぼ予定通りの場所にタッチダウンできたと考えられますが、正確なタッチダウン地点は今後の詳細な解析で調べる予定です。図2には白く光るターゲットマーカも示してあります。ターゲットマーカは太陽光を反射して光っています。


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図2 タッチダウン予定地点を重ねた図。 矢印の先の白い点がターゲットマーカ。
(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

比較のために、以前に撮影したタッチダウン地点の画像を図3に示します。また、マークを省いた画像が図4です。ターゲットマーカを降ろす前の画像なので、この写真にはターゲットマーカは写っていません。図3・図4を見れば分かりますように、タッチダウン地点の表面には変色した領域はありませんでした。


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図3 タッチダウン予定地点とターゲットマーカの位置。予定地点の円の大きさは直径6mである。×印がターゲットマーカの位置を示す。
(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)


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図4 図3で印を省いたもの。
(画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)

 


※ 画像を引用する場合にはクレジットを記載してください。もしクレジットの短縮が必要な場合は「JAXA、東大など」と表記してください。

0300航空・宇宙一般
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