2026-09-04 ジョージア工科大学
ジョージア工科大学研究所(GTRI)は、科学・技術上の仮説や主張の実現可能性を評価するエージェント型AIシステム「FARSCAPE」を開発した。材料科学や創薬では、AIが大量の新材料や候補分子を提案できる一方、ロボット実験設備が検証できる数には限界があり、どの候補を優先すべきかを効率的に判断する必要がある。FARSCAPEは、複雑な問いを複数の小さな評価課題に分解し、独立したコンピュータエージェント群がそれぞれ分析する方式を採用する。各エージェントの評価を統合し、科学的妥当性や実現可能性などについて確率的な回答を提示するとともに、人間が判断根拠を確認できるようにする。DARPAの研究プロジェクトの一環として開発されたこのシステムは、膨大な仮説を実験可能な規模まで絞り込むだけでなく、人間だけでは処理しきれない幅広い科学・技術上の主張を体系的に評価する手段となる可能性がある。

FARSCAPE provides a new way to evaluate a wide range of scientific and technical claims. The chart shows the step-by-step process.
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