リチウム鉱石から重要鉱物を回収するシステムを開発(China Develops System to Recover Critical Minerals from Lithium Ores)

2026-09-11 中国科学院(CAS)

中国科学院プロセス工学研究所と贛鋒リチウム集団は、リチウム鉱石の処理過程で副産物として含まれるルビジウムとセシウムを回収・分離する、世界初の工業用抽出カラムシステムを開発した。従来は濃度が低く分離も難しいため廃棄されていた両元素を、連続・自動運転で効率的に回収できる。新方式では、溶媒が大気に触れる従来の抽出槽を密閉型カラムに置き換え、溶媒消費量を40%削減、設備占有面積を半分以下にした。1本のカラムで従来設備最大15段階相当の分離効率を実現し、70基超必要だった抽出槽を17本のカラムに集約した。年間生産能力500トンの実証設備では、セシウム・ルビジウム化合物の純度99.9%超、回収率はそれぞれ98%超、95%超を達成。航空宇宙、精密機器、6G通信、量子技術などに不可欠な重要鉱物の資源化に加え、ニッケル、コバルト、リチウムなどへの応用も期待される。

リチウム鉱石から重要鉱物を回収するシステムを開発(China Develops System to Recover Critical Minerals from Lithium Ores)
The world’s first industrial extraction column system for recovering and separating rubidium and cesium from low-grade resources associated with lithium ores. [Photo provided to chinadaily.com.cn]

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0505化学装置及び設備
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