大気中二酸化炭素の年間ピークが432ppmに到達(Annual Carbon Dioxide Peak Reaches 432 Parts per Million)

2026-06-11 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)

米国カリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)スクリプス海洋研究所は、2026年5月の大気中二酸化炭素(CO₂)濃度がハワイ・マウナロア観測所で432.0ppmに達し、観測史上最高値を更新したと発表した。これは前年同月の430.2ppmから1.8ppm増加した値であり、CO₂濃度の上昇傾向が依然として続いていることを示している。スクリプスCO₂プログラムのラルフ・キーリング教授は、人類がますます高CO₂環境へ進んでいると警告した。CO₂は主要な温室効果ガスであり、地球温暖化の進行に加え、熱波、干ばつ、森林火災、豪雨、洪水などの異常気象を助長する。また海洋酸性化を引き起こし、サンゴや貝類など炭酸カルシウム殻を形成する生物にも影響を与える。今回の測定値は、1958年にチャールズ・デービッド・キーリング博士が開始した「キーリング曲線」の長期観測記録を継承するものであり、気候変動研究や政策立案の重要な基礎データとなっている。

大気中二酸化炭素の年間ピークが432ppmに到達(Annual Carbon Dioxide Peak Reaches 432 Parts per Million)
*Mauna Loa Observatory data from the most recent month is preliminary

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