1701物理及び化学

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観測史上最古、131億年前の銀河に吹き荒れる超巨大ブラックホールの嵐

131億年前の宇宙に存在した銀河の中で吹き荒れる強烈な「銀河風(ぎんがふう)」を、アルマ望遠鏡を用いた観測で発見した。大規模な銀河風が見つかった銀河としては、観測史上最古のもの。
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最期を迎えた超巨大ブラックホールの発見

Arp187という天体に着目し、活動銀河核が作るおよそ3000光年にもおよぶ電離領域を「鏡」として利用することで、3000年ほど遅れて地球に届いた過去の活動銀河核の光度を見積もった。NASAのNuSTAR衛星によるX線観測から得られた現在の光度との比較を行った。活動銀河核の光度が、この3000年程度で1000分の1以下に暗くなったことが明らかになり、活動銀河核が死につつある瞬間を捉えることに成功した。
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M87とおとめ座銀河団

地球からM87中心ブラックホールへのズームイン映像
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すばる望遠鏡からの星空ライブカメラで、3年ぶりの皆既月食を世界中に配信

国立天文台ハワイ観測所と朝日新聞の協力によってすばる望遠鏡に設置された高感度のカメラで、24 時間のライブ配信を行い、皆既月食のあった 5月25日には、月食の変化を捉えるのに適した方向にカメラの向きを変えて配信を行った。
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からみあう電子たち~量子液体における三体相関の検出~

微小な人工原子中の量子液体を電気伝導度測定によって調べ、3つの電子が相関を持って振る舞う様子を検出。非平衡領域における量子液体の普遍的な振る舞いを初めて実験的に明らかに。
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国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食

次に日本で見られる皆既月食は、来年2022年の11月8日。全国で皆既月食を見ることができる。この皆既月食の詳細は、2021年1月以降に「ほしぞら情報」で紹介する予定。国立天文台のウェブサイトでは、2030年までの月食の一覧を掲載。
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酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~

高品質の酸化亜鉛においてスピン軌道相互作用効果と強いクーロン相互作用(電子相関)が共存することを実証した。
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ブラックホールの画像から一般相対性理論を含む多様な重力理論を初検証

楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホールの最初の画像を発表した。検証によると、ブラックホール・シャドウの大きさは、一般相対性理論で見事に説明できるが、さらにほかの重力理論でも同様に表現する余地も残されていることがわかった。
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観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見

アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見された。
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荷電対称性の破れを発見~クリプトン-70とセレン-70の形状は大きく異なっていた~

クリプトン-70(70Kr、陽子数36、中性子数34)の形状を調べたところ、セレン-70(70Se、陽子数34、中性子数36)と大きく異なっており、「荷電対称性の破れ」を発見した。
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東方最大離角を迎えた水星

2021年5月17日に水星は東方最大離角を迎え、この日前後は日の入り直後の西の低空で見つけやすくなる。東京では5日から26日の比較的長期間、日の入り30分後の水星の高度が10度を超え、特に17日の東方最大離角前後には、日の入り30分後の水星の高度が15度近くに達する。
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木星よりも強力な磁場を持つ太陽系外惑星

太陽系外の短周期ガス惑星は地球や木星よりも強力な数10-数100Gの磁場を持ち、磁場生成とその強さは中心核(コア)の存在と密接に関係していることが明らかになった。
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