1701物理及び化学

0110情報・精密機器

生きた細胞で機能する生体適合性の微細ナノレーザー

(Tiny, biocompatible nanolaser could function inside living tissues)ノースウェスタン大学とコロンビア大学が、生きた細胞を損傷せずに機能する微細ナノレーザーを開発。
1700応用理学一般

トリウム原子核の精密レーザー分光実現へ重要な一歩

トリウム229(229Th:原子番号90、質量数229)原子核の準安定状態である「アイソマー状態」のエネルギーを決定した。
0500化学一般

1兆分の3秒で進む分子の構造変化を追跡~結合生成に伴い金原子同士が折れ曲がった状態から直線形へ

10フェムト秒(1フェムト秒は1,000兆分の1秒)の光パルスを用いた独自の計測手法により、瞬間的な化学結合の生成に伴って3ピコ秒(1ピコ秒は1兆分の1秒)で進む分子の構造変化を直接追跡することに成功した。
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0501セラミックス及び無機化学製品

新材料の??‟温めると縮む”効果、2つのメカニズムの同時発生で高まることを発見

ニッケル酸ビスマス(BiNiO3)と鉄酸ビスマス(BiFeO3)の固溶体において、金属間電荷移動と極性−非極性転移という2つの異なるメカニズムが同時に起こることによって、温めると縮むという負熱膨張が増強されることを発見した。
1701物理及び化学

太陽系外縁天体が星を隠す瞬間の高感度観測に成功~トモエゴゼンが実現する太陽系の果ての究明~

新観測装置トモエゴゼンを用いて、太陽系外縁部の準惑星候補天体クワオアー(Quaoar)によって恒星が隠される「掩蔽」(えんぺい)と呼ばれる現象について、前例のない高感度な動画観測に成功した。
1600情報工学一般

原子核の形の基本原理と量子系での自己組織化

重い原子核の回転バンドをモンテカルロ殻模型計算による大規模並列計算を大型スパコンを用いて行いシュレーディンガー方程式の解として初めて求めた。2つの典型例に対し理論計算を行い、実験とよく一致する結果を得た。
1701物理及び化学

ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界

2019-11-25 国立天文台 巨大ブラックホールの周りに広がる惑星系の想像図(クレジット:鹿児島大学) オリジナルサイズ(3.4MB) 惑星が太陽のような恒星の周りを回る天体であることは、広く知られています。恒星が誕生する時は、その周り...
1701物理及び化学

隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見

炭素質コンドライトの一つAcfer 094隕石の内部を観察し、氷が抜けてできたと考えられる小さな空間を多数発見した。
1700応用理学一般

1兆分の1秒で起こる超高速な磁性の変化を元素別に解明 ~レーザー励起磁化反転の鍵~

鉄白金合金試料に対して X 線自由電子レーザーを用いた超高㏿磁気測定を行い、光照射によって試料の磁性が瞬間的(1兆分の1秒以下)に消失する現象を元素別に観測に成功した。超高㏿な磁性の変化が鉄が白金より高㏿に消磁されることを明らかにした。
1701物理及び化学

銀河系最大級のゆりかご はくちょう座で見つけた星のたまごたち

174個のコンパクトなC18O天体、 すなわち星のたまごとなる分子雲コアを検出することに成功した。
1701物理及び化学

宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星

2019-11-21 国立天文台 天文学者たちはアルマ望遠鏡を用いて、赤ちゃん星を取り巻く降着円盤で二つの渦巻き腕を検出しました。今回の発見は、降着円盤 を通じた赤ちゃん星の成長過程に関する現在の理論を裏付けるものであり、惑星形成プロセスに...
1700応用理学一般

地上のチェレンコフ望遠鏡がガンマ線バーストの信号を初観測

地上のチェレンコフ望遠鏡としては初めて、ガンマ線バーストからの信号を観測することに成功し、そのエネルギーは、ガンマ線バーストでは過去最高の1 TeVまで達しており、ガンマ線の発生機構にシンクロトロン放射以外のメカニズムがあることを初めて明確にした。
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