2026-08-04 東北大学
一般社団法人循環社会推進協議会、東北大学、玉川大学などの産学連携グループは、海水由来のマグネシウムを用いたマグネシウム空気電池用電極の試作に世界で初めて成功した。海水から得た水酸化マグネシウムを原料に、「グリーン・ピジョン法」と「グリーン電解法」により製錬した金属マグネシウムを電極として使用し、その電池で発電した電力によりソーラーカーを走行させる実証試験を2026年8月開催の「WORLD GREEN CHALLENGE 2026」で実施する。さらに、放電後に生成する水酸化マグネシウムを再び製錬して金属マグネシウムへ戻す循環利用サイクルの実証にも挑戦する。マグネシウムは重要鉱物である一方、日本は輸入依存度が高く、海水資源を活用した国内生産とリサイクル技術の確立は資源安全保障の強化につながる。再生可能エネルギーと組み合わせたエネルギーキャリアとしての活用により、CO₂排出削減、エネルギー備蓄、防災、モビリティ電動化などへの貢献が期待される。
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