東北大学

1701物理及び化学

物質科学の基礎定理に反する?異方的なホール効果の発見

2023-12-14 筑波大学,物質・材料研究機構 (NIMS),東北大学 電流を流す方向によって電流の曲がる方向が変わる新しいホール効果を観測しました。物質科学の基礎定理の一つであるオンサーガーの相反定理によれば、このような現象は起こりえ...
1601コンピュータ工学

AI処理を高速・超低電力で行う新技術を開発 ~現行AIの計算方式に対応した スピントロニクス『P』コンピューターの動作を実証~

2023-12-13 東北大学 電気通信研究所 教授 深見俊輔 【発表のポイント】 高速・超低電力での演算が可能なスピントロニクス(注1)技術を用いた確率論的(『P』)コンピュータ(注2)で人工知能(AI)処理を行う新技術を開発 現行AIで...
0404情報通信

世界初、OSSベースの仮想PONで自律的な波長資源の切り替え技術を実証~消費電力20%以上の削減が期待でき、カーボンニュートラルの実現に貢献~

2023-12-07 新エネルギー・産業技術総合開発機構,沖電気工業株式会社,東北大学 NEDOが委託する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の一環として、沖電気工業株式会社(OKI)と国立大学法人東北大学は、光インターネット...
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1701物理及び化学

リュウグウの岩石試料が始原的な隕石より黒いわけ~地球に飛来した隕石は大気と反応し「上書き保存」されて明るく変化した~

2023-12-07 東北大学 大学院理学研究科地学専攻 客員研究者 天野 香菜(あまの かな) 大学院理学研究科地学専攻 教授 中村 智樹(なかむら ともき) 【発表のポイント】 小惑星探査機「はやぶさ2」(注1)が小惑星リュウグウ(注2...
1600情報工学一般

新概念の鍵変換で暗号の物理安全性が飛躍的に向上 ~さまざまな暗号ソフトウェア・ハードウェアに革新~

2023-12-05 東北大学 電気通信研究所 教授 本間尚文 【発表のポイント】 新しい概念の「鍵変換」により暗号化した情報を物理的な攻撃(注1)から守る手法を開発しました。 開発した鍵変換手法の安全性を数学的に証明しました。 様々な暗号...
1700応用理学一般

量子コンピューター開発への応用などにも期待 二次元に閉じ込めた重い電子をはじめて実現

2023-12-04 分子科学研究所 【研究成果のポイント】 ◆ 低温で金属の電気抵抗は下がるが、不純物がわずかにあると逆に抵抗が上がる現象が知られている。これは電流を担う「電子が動きにくくなる」ためであり、「近藤効果※1」と呼ばれている。...
1700応用理学一般

単一コロイド量子ドットで電気伝導の評価と制御に成功~「人工原子」デバイスの応用に前進~

2023-12-01 東北大学 材料科学高等研究所/電気通信研究所/工学研究科/Tohoku Quantum Alliance 准教授 大塚朋廣 【発表のポイント】 従来、困難だったコロイド量子ドット1個の電気伝導の評価と制御に成功 1個の...
0404情報通信

トランジスタの新動作原理プラズモンでテラヘルツ波の検出感度を一桁以上高めることに成功~次世代6G&7G超高速無線通信の実現への道を拓く~

2023-11-24 東北大学 電気通信研究所 准教授 佐藤昭 【発表のポイント】 テラヘルツ波(注1)の検出素子として定評のあるインジウムリン系高電子移動度トランジスタ(注2)を用い、新しい動作原理を発見して適用することにより、従来の性能...
0501セラミックス及び無機化学製品

不規則なガラス構造に潜む規則性を発見~ガラスの物性評価や効率的な新規ガラス開発の指針に~

2023-11-21 東北大学 未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授 志賀元紀 【研究成果のポイント】 ガラス(注1)構造から抽出したリング形状を定量化することで、無秩序に見えるガラス構造内在する規則性を数値評価する技術を開発しま...
1700応用理学一般

反強磁性体に隠れた質量ゼロの電子を初めて観測 ~省エネルギー技術や量子デバイスへの応用を開く~

2023-11-20 東北大学 材料科学高等研究所 准教授 相馬清吾 【発表のポイント】 スピン(注1)が交互に配列した反強磁性体(注2)のネオジム・ビスマス化合物(NdBi)における微小な磁気ドメイン(注3)の中の電子状態(電子構造)(注...
0501セラミックス及び無機化学製品

深層学習を活用した粉末X線回折パターンの識別により新たな準結晶を発見 ~多相混合物中の新規準結晶相の存在を検出可能に~

2023-11-17 統計数理研究所 深層学習を利用して粉末X線回折パターンを分類し、目的の結晶構造をもつ新規相の存在を検出できる方法を開発しました Al-Si-Ru(アルミニウム-ケイ素-ルテニウム)合金の多相混合物中に、新たな正20面体...
1700応用理学一般

コヒーレントX線を用いた二つの計測手法の融合~不均一な運動の解析がナノスケールからマイクロスケールで可能に~

2023-11-09 理化学研究所,東北大学,北陸先端科学技術大学院大学 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター 理研RSC-リガク連携センター イメージングシステム開発チームの髙澤 駿太郎 研修生(東北大学大学院 工学研究科 博士後期...
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