ベビーカーが乗り越えにくい段差を効率的に発見する新技術の検証を実施しました

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子育てに優しい歩道の整備に向けて

2019-07-31  国土交通省

国土交通省では、ベビーカーを使用される方々から改善の声が多い歩道の段差解消に向けて、効率的に段差を発見するための新たな3次元電子地図データの収集技術に関する公募を実施しました。

   応募があった3社による現場検証を行った結果、応募企業3社の技術とも基本要件を満たすことを確認しました。

   今後、これらの新技術を活用して効率的に収集したデータや地域の子育て世代の方々の意見を伺いながら、保育所や鉄道駅周辺の歩道の段差等を効率的に解消する実証実験の取り組みを進めてまいります。

<現場検証の概要>

   検証期間 : 令和元年6 月3 日(月)~15 日(土) (左記の期間のうち各社1~3 日で実施)

   検証現場 : 東京都千代田区 都道302 号線・都道401 号線の交差点付近

   (東京メトロ東西線・半蔵門線 / 都営新宿線 九段下駅付近)

   検証項目 : 【基本要件】

    ・計測装置は市販の機器(例えばレーザースキャナ、カメラなど)を利用したもので構成 し、 自転車や台車への搭載または調査員の携行ができること

    ・バリアフリー基準で規定される事項を把握できること

    ・1/500 の平面図、1/50 の断面図を作成できること

    【期待する項目】

    ・計測誤差として、計測した点群の隣り合う2地点間における相対的な高さ±1cm

    勾配±1%を満たす精度を確保できること

    ・平面図作成時の水平位置の標準偏差は25cm 以内であること

    ・計測したデータは、「歩行空間ネットワークデータ等整備仕様」に基づく、

    歩行空間ネットワークデータの作成に活用できること 等

   公募参加者 : ニチレキ株式会社、株式会社パスコ、株式会社環境風土テクノ

添付資料

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 道路交通管理課 高度道路交通システム(ITS)推進室  上原、北川
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1603情報システム・データ工学
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