2019-03-13 消防庁
消防庁では、石油コンビナート等において特殊な災害が発生し、消防隊員が現場に近づけない状況において災害の拡大抑制を行う消防ロボットシステムの研究開発を、平成26年度から5年計画で進めています。本研究開発の成果として、実戦配備型の消防ロボットシステムが完成しましたので、これらの特徴や性能を紹介するための実演公開を実施します。
1.研究開発の概要
今後発生が懸念されている南海トラフ巨大地震・首都直下地震の被害が想定される区域には、エネルギー・産業基盤が集積しており、そのリスクが想定されているところです。
消防庁ではこのような状況を踏まえ、消防隊員が現場に近づけない大規模・特殊な災害において、ロボット自身が判断して行動する自律技術、ロボット相互に情報交換し活動する協調連携技術、大規模な火災に対応可能な耐放射熱技術を活用し、これらの災害に対応できる消防ロボットシステムの研究開発を進めてきています。本消防ロボットシステムは、飛行型偵察・監視ロボット、走行型偵察・監視ロボット、放水砲ロボット、ホース延長ロボット及び指令システムで構成され、1台の車輌に積載し出動します。
今年度末には実戦配備型の研究開発を完了し、今後、消防本部等による実証配備を実施します。
消防庁ではこのような状況を踏まえ、消防隊員が現場に近づけない大規模・特殊な災害において、ロボット自身が判断して行動する自律技術、ロボット相互に情報交換し活動する協調連携技術、大規模な火災に対応可能な耐放射熱技術を活用し、これらの災害に対応できる消防ロボットシステムの研究開発を進めてきています。本消防ロボットシステムは、飛行型偵察・監視ロボット、走行型偵察・監視ロボット、放水砲ロボット、ホース延長ロボット及び指令システムで構成され、1台の車輌に積載し出動します。
今年度末には実戦配備型の研究開発を完了し、今後、消防本部等による実証配備を実施します。
2.実演公開の内容
消防ロボットシステムを構成する飛行型偵察・監視ロボット、走行型偵察・監視ロボット、放水砲ロボット、ホース延長ロボット及び指令システムを搭載した搬送車輌を展示するとともに、自律技術や協調連携技術を活用した偵察・ホース延長・放水活動の実演を行います。
日時:平成31年3月22日(金) 13:00~14:30
場所:消防庁消防大学校消防研究センター(東京都調布市深大寺東町4−35−3)
スケジュール:13:00~13:30 受付、展示
13:30~14:00 説明、実演(偵察、ホース延長、放水活動)
14:00~14:30 質疑応答
3.事前登録
実演公開にご参加希望の方はメールにて事前登録をお願いいたします。
件名を「消防ロボットシステム実演公開参加希望」とし、会社名、代表者名、来場者人数等をご記入の上(個人で参加する場合は氏名のみで記入可)、kikaku_all@fri.go.jp 宛てに、3月20日(水)までにご連絡下さい。なお、取材車両での来所の場合はその旨メールにお書き添えいただきお知らせ下さい。
4.その他
当日は、受付にて来場登録の上、報道関係者は自社腕章を着用下さい。展示実演会場内においては、安全確保等の観点から係員の指示に従って頂くようお願いいたします。 なお、展示実演会場には、報道関係以外の関係者も来場しておりますのでご注意下さい。
- 連絡先
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消防庁消防大学校消防研究センター
担当:天野、清田、田村(佳)