H3ロケット電気系システム試験(その1)の様子

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2018/04/05 JAXA

H3ロケット電気系システム試験(その1)の様子

H3ロケット電気系システム試験(その1)の様子

ロケットには姿勢制御を行うためのセンサや計算機、地上との通信機器など多くの電気系機器が搭載されます。
H3ロケットではこれらの搭載機器について、コスト低減のための自動車用電子部品の適用や、信頼性向上のための冗長化、運用性向上のための機体内ネットワーク化などの新たな技術を取り入れて開発を進めています。
2018年2月から、これらの搭載機器の主要な機能をMHI飛島工場に集めて電気系システム試験(その1)を開始しました。この試験では、開発中の各搭載機器がネットワークや電源の基本仕様を満たしていることを確認しています。
今後は、今回の試験結果を反映して試験用の機器を試作し、電気系システム試験(その2)を実施予定です。

プレスリリース

2018年1月24日 17:00 [報告]

H3ロケット詳細設計結果について

2017年9月5日 15:00 [報告]

H3ロケット1段エンジン(LE-9)実機型#1-1燃焼試験の実施結果について

H3ロケットとは

日本の技術で、宇宙輸送をリードせよ。

H3ロケットは、柔軟性、高信頼性、低価格の3つの要素を実現することを目指し、2020年度に試験機の打ち上げを予定している日本の新しい基幹ロケットです。
国の重要な人工衛星や探査機などを宇宙へ輸送する手段を今後も日本が持ち続けるために、現在運用しているH-IIAロケットH-IIBロケットの後継機として開発されています。H3ロケットは、国の衛星だけでなく民間の商業衛星を毎年打ち上げていくことも視野に入れています。
JAXAとプライムコントラクタである三菱重工業(株)を始めとする国内の関連企業が開発段階から総力を結集して、これまで培った運用経験等を活かして全体のシステムを刷新し、低価格・柔軟性・高信頼性を兼ね備えたロケットの実現を目指します。

もっと詳しく:H3ロケット(ロケットナビゲーター)

H3ロケットの特徴

使いやすいロケットを目指して

H3ロケットは、2020年度以降の世界でどのようなロケットが必要になるかを調査・予測し、それに応えるロケットとして、柔軟性・高信頼性・低価格の3つの要素を実現します。

柔軟性(High flexibility)

複数の機体形態を準備し、利用用途にあった価格・能力のロケットを提供します。
打ち上げまでの期間短縮により、「すぐに打ち上げたい」という利用者の声に応えます。

高信頼性(High credibility)

H-IIAロケットの高い打ち上げ成功率を継承し、確実に打ち上がるロケットにします。

低価格(High cost performance)

H-IIAロケットから打ち上げ価格を低減します。

過去最大のパワーと多様な機体形態

H3ロケットは2種類のフェアリング、第1段エンジン(LE-9)2基または3基、固体ロケットブースタ(SRB-3)0本、2本、4本の切り換えにより、様々な大きさや軌道の人工衛星の打ち上げに対応します。静止トランスファー軌道への打ち上げ能力は、これまでのH-IIAロケット、H-IIBロケットの能力を上回る過去最大に設定しています。

構成
H3ロケット標準型(H3-24L)主要諸元
全長(m) 63
全備質量(t) 574(H3-24L)(ペイロード除く)
誘導方式 慣性誘導方式

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