2018-03-19 JAXA
米国の燃焼実験ラック(Combustion Integrated Rack: CIR)の整備を行う
金井宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)
3月12日から18日の金井宇宙飛行士は、宇宙ストレスにおける環境応答型転写因子の役割(Mouse Stress Defense)など、「きぼう」日本実験棟での実験に関する作業や、ソユーズ宇宙船の定期訓練、米国等の実験作業などを行いました。
3月14日、金井宇宙飛行士ら第55次長期滞在クルー3名が参加して、ソユーズ宇宙船の定期訓練が行われました。本訓練は、国際宇宙ステーション(ISS)で緊急事態が発生した際に、ソユーズ宇宙船に搭乗してISSから退避し、地上に帰還するための手順を確認するもので、ISS長期滞在開始後、定期的に実施されます。
今週の「きぼう」
- 宇宙ストレスにおける環境応答型転写因子の役割(Mouse Stress Defense)関連作業
- 沸騰・二相流体ループを用いた気液界面形成と熱伝達特性(Two-Phase Flow)関連作業
- 静電浮遊炉(ELF)関連作業
- 「きぼう」エアロック関連作業
今週のISS
【システム関連作業】
- ソユーズ宇宙船の定期訓練
- 米国の船外活動準備作業
【実験関連作業】
- NASAの実験に関する作業
*断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。