2026-10-20 株式会社リコー
株式会社リコーは、生成AIの入力・出力に含まれる有害情報を検知し、安全な業務利用を支援する日本語向け大規模言語モデル(LLM)のセーフガードモデルを刷新した。新モデルはGoogleの「Gemma 4」をベースに開発され、従来モデルと同等水準の安全性判定性能を維持しながら、小型化によって必要な計算資源を削減した。リコーの評価データによるF1スコアは、入力用データで0.900、出力用データで0.942となり、従来モデルのそれぞれ0.891、0.952と同等水準の性能を示した。また、生成AIの性能向上や実際の利用場面の広がりを踏まえ、安全性判定基準を見直し、必要以上に利用を制限することを抑えながら安全性と実用性の両立を目指す。さらに、一般的な13種類の有害カテゴリーに加え、企業独自の規則や運用方針に応じた判定ラベルを追加でき、追加学習なしで簡易的なカスタマイズが可能となる。新モデルは2026年11月から順次、「RICOH オンプレLLMスターターキット」に標準搭載される予定で、機密情報を外部に出しにくいオンプレミス環境での生成AI活用を支援する。

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