2026-05-28 ブラウン大学
米ブラウン大学の計算機科学研究チームは、次世代映像技術として注目される「ボリュメトリックビデオ(volumetric video)」を、既存の動画配信環境で利用しやすくする新手法「PackUV」を開発した。ボリュメトリックビデオは複数のカメラで空間全体を撮影し、視聴者が任意の視点から映像を見られる4次元(3次元空間+時間)映像技術だが、膨大なデータ量が実用化の障壁となっていた。研究チームは、複雑な3D空間情報を通常の動画形式へ効率的に変換・圧縮することで、既存の動画コーデックやインターネット配信基盤との互換性を実現した。これにより、特殊な環境を必要とせず、一般的なPCやスマートテレビでも高品質な3D映像体験を提供できる可能性が高まった。研究者らは、本技術が没入型エンターテインメント、スポーツ中継、遠隔教育、仮想現実(VR)など幅広い分野で活用されると期待している。成果はCVPR 2026(IEEE/CVF Conference on Computer Vision and Pattern Recognition)で発表される予定である。

<関連情報>

