ナノ結晶表面に配位した有機分子が光で可逆的に脱離する現象を解明~触媒活性・導電性・光機能を光で自在に変調できる新ナノ材料創成に資する新たな発見~

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2021-05-12 京都大学

I-Ya Chang 理学研究科研究員、金賢得 同助教らの研究チームは、小林洋一 立命館大学教授と吉岡大祐 同博士後期課程、米田勇祐 分子科学研究所助教、倉持光准 同教授と共同で、半導体ナノ結晶表面に機能性有機分子を配位した複合ナノ材料において、可視光線を照射することで有機分子が脱離し、その後数秒以上かけて再度表面に配位する現象を発見、解明しました。

本研究成果は、2023年5月9日に、国際学術誌「ACS Nano」に掲載されました。

ナノ結晶表面に配位した有機分子が光で可逆的に脱離する現象を解明~触媒活性・導電性・光機能を光で自在に変調できる新ナノ材料創成に資する新たな発見~
ナノ結晶表面の有機分子が光照射によって脱離することを表した概念図

詳しい研究内容について
ナノ結晶表面に配位した有機分子が光で可逆的に脱離する現象を解明-触媒活性・導電性・光機能を光で自在に変調できる新ナノ材料創成に資する新たな発見-

研究者情報
研究者名:金 賢得

0500化学一般
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