国立天文台

1701物理及び化学

太陽系外惑星系の名称決定、日本からの命名は「カムイ」、「ちゅら」

2019-12-18   国立天文台( 2020-05-28更新*Kamuiの表記をKamuyに変更しました。) 日本から命名した太陽系外惑星系の想像図。奥に見える恒星が「カムイ」、手前に見える惑星が「ちゅら」と命名された。(クレジット:国...
1701物理及び化学

宇宙初期に予想外の巨大炭素ガス雲を発見~アルマ望遠鏡がとらえた宇宙最初の環境汚染~

2019-12-16 国立天文台 アルマ望遠鏡で観測した18個の銀河の炭素ガスのデータを重ね合わせ(赤色で表示)、ハッブル宇宙望遠鏡による銀河の星の分布画像(青色で表示)と合成した画像。画像全体の視野は3.8秒角×3.8秒角(128億光年か...
1701物理及び化学

銀河の「電波指紋認証」の試み〜銀河系近くにある3つの銀河における分子のカタログが完成!〜

中心に超巨大ブラックホールを擁するNGC 1068(M77)と、 多数の重い星が多く生成しているNGC 253およびIC 342という有名な3つの渦巻銀河について、 その中心領域(銀河核)周辺に存在する分子のカタログが完成した。
ad
1701物理及び化学

原始惑星に引かれるガスの動きをアルマ望遠鏡が捉えた

原始惑星系円盤内で三次元的なガスの流れを目撃した。HD 163296と呼ばれる若い星を取り巻く円盤内の3ヵ所で、ガスが滝のように隙間に流れ込んでいる様子を捉えた。
1701物理及び化学

ブラックホールの周りに広がる新たな「惑星」の世界

2019-11-25 国立天文台 巨大ブラックホールの周りに広がる惑星系の想像図(クレジット:鹿児島大学) オリジナルサイズ(3.4MB) 惑星が太陽のような恒星の周りを回る天体であることは、広く知られています。恒星が誕生する時は、その周り...
1701物理及び化学

隕石中に小惑星の氷の痕跡を発見

炭素質コンドライトの一つAcfer 094隕石の内部を観察し、氷が抜けてできたと考えられる小さな空間を多数発見した。
1701物理及び化学

銀河系最大級のゆりかご はくちょう座で見つけた星のたまごたち

174個のコンパクトなC18O天体、 すなわち星のたまごとなる分子雲コアを検出することに成功した。
1701物理及び化学

宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星

2019-11-21 国立天文台 天文学者たちはアルマ望遠鏡を用いて、赤ちゃん星を取り巻く降着円盤で二つの渦巻き腕を検出しました。今回の発見は、降着円盤 を通じた赤ちゃん星の成長過程に関する現在の理論を裏付けるものであり、惑星形成プロセスに...
1703地質

ジャコビニ・ツィナー彗星から複雑な有機物由来の赤外線輝線バンドを検出

2019-11-19   国立天文台 原始太陽系で作られた彗星の有機物が地球にもたらされる様子の模式図。彗星は原始太陽系円盤の中で形成された微惑星の生き残りと考えられています。そのほとんどが氷とダストでできていますが、有機分子にも富むことが...
1701物理及び化学

謎の爆発現象AT2018cowの正体に、偏光観測で迫る

2019-11-19   国立天文台 台湾・中原大学の黄麗錦氏、東北大学の霜田治朗氏、當真賢二氏、台湾・中央大学の浦田裕次氏らを中心とした国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って謎の爆発現象 AT2018cowを観測し、スペクトルの時間変動と...
0300航空・宇宙一般

「ひので」衛星のX線望遠鏡が見た水星の太陽面通過

2019-11-15   宇宙科学研究所,国立天文台,アメリカ航空宇宙局 日本時間の2019年11月11日夜から12日未明にかけて、水星の太陽面通過が起きました。これは、地球から見て水星が太陽の前を通り過ぎる現象です。残念ながら、日本の夜中...
1701物理及び化学

大マゼラン雲における大質量星形成をとらえた~アルマの見た「2羽の孔雀」

分子雲が物語る2億年の宇宙史 2019-11-14 国立天文台  アルマ望遠鏡で撮影された2つの分子雲の疑似カラー合成図。赤色と緑色がそれぞれ、速度が異なる一酸化炭素の同位体分子13COからの電波を表しています。左図の青色はハッブル宇宙望遠...
ad
タイトルとURLをコピーしました