国立天文台

1600情報工学一般

宇宙の大規模構造の複雑な統計パターンを高速予言する人工知能(AI)ツールを開発

「ダークエミュレータ」と名付けられた機械学習装置は、宇宙のダーク成分の量や性質などをさまざまに変えて計算した101のバーチャル宇宙から対応関係を「学習」。新しい宇宙モデルに対して予想される観測結果の理論予言を高速に行うことを可能にした。
1701物理及び化学

重い原始星が吐き出す「熱の波」

重い原始星が育っていくときに発する「熱の波」が目撃された。
0303宇宙環境利用

彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出~アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働

アルマ望遠鏡と欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタの力を合わせて、星形成領域から彗星に至るリンの旅路を追跡した。リンを含む分子が形成される場所はどこなのか、リンはどのようにして彗星に運ばれるのか、特定のリン分子が地球の生命誕生に重要な役割を果たした可能性があることを初めて明らかにした。
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1701物理及び化学

双曲線軌道を描く天体の起源~恒星間天体か?それともオールトの雲からか?~

近年立て続けに発見された極端な双曲線軌道を描く天体は、天体の軌道の進化と分布に着目した研究の結果、太陽系外起源である可能性が高いことが分かった。
1701物理及び化学

衝突中の銀河における超巨大ブラックホールとガスの波乱の生涯

アルマ望遠鏡は、成長中の2つの超大質量ブラックホールを取り巻くガスを、これまでにない精度でとらえた。
1701物理及び化学

新彗星を日本人天体捜索者が発見

2020-01-14 国立天文台 岩本雅之さんが2020年1月9日午前5時39分(日本時)に撮影した新彗星。(クレジット:岩本雅之) 日本の天体捜索者が新彗星を発見しました。 徳島県の岩本雅之(いわもと まさゆき)さんは、2020年1月9日...
1701物理及び化学

小惑星から飛来した火球

2020-01-15 国立天文台 2017年4月29日0時58分19秒(日本時間)に出現した火球の経路。関西、北陸、関東といった広い地域で観測され、経路が精度よく求められました。(Credit: NAOJ / Kasuga et al.) ...
1701物理及び化学

重力レンズ効果を用いた新たな手法による宇宙膨張率の測定

ハッブル宇宙望遠鏡とともにすばる望遠鏡など多くの地上望遠鏡を用いて重力レンズ効果の影響を受けたクェーサーからの光を観測し、宇宙の膨張率の値であるハッブル定数を従来の方法と独立に調べた。
1701物理及び化学

宇宙の錬金術を観察するためのカギを赤外線域で発見

中性子捕獲元素によって近赤外線に現れる吸収線の多くを観測的に同定 2020-01-09 国立天文台 今回の研究成果の概念図。中性子捕獲元素がいくつも合成され、それぞれの元素によって今回検出した吸収線が生じています。中性子星どうしの合体が起こ...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、重力レンズ効果を受けない最遠の星形成銀河を発見

2019-12-27   国立天文台 天文学者たちのチームは、アルマ望遠鏡を用いて、ビッグバンからわずか9億7000万年後に存在した巨大銀河の光をとらえました。この銀河は「MAMBO-9」と呼ばれ、重力レンズの助けなしに観測された天体として...
1701物理及び化学

若い惑星系に大量の原子ガスを発見~惑星形成の仕組みに再考を迫る

2019-19-23 国立天文台 アルマ望遠鏡が捉えたくじら座49番星のデブリ円盤における塵とガスの分布。塵を赤色、一酸化炭素分子を緑色、炭素原子を青色で合成しています。(クレジット:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Higuch...
1701物理及び化学

巨大銀河の核は120億年前にはすでにできていた

2019-12-19 国立天文台 画像中央の白丸の中にある赤い天体が今回発見されたもの。分光観測によって銀河の中の星の運動を調べた結果、銀河の「核」を成す部分は120億年前にはすでにできあがっていたことが分かりました。(クレジット:国立天文...
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