20206-05-22 株式会社NTTドコモ
NTTドコモは、北海道内の基地局にAI搭載監視カメラを設置し、クマの出没をリアルタイムで検知する実証実験を開始した。近年、ヒグマの生息域拡大に伴い、人身被害や緊急銃猟事例が増加しており、ハンター不足も深刻化していることから、ICTを活用した監視体制の構築が急務となっている。本取り組みでは、基地局周辺の安定したモバイル通信網を利用し、カメラ映像を低遅延なdocomo MEC上で動作する画像認識AIが解析することで、昼夜を問わずクマを検知する。既存基地局設備を活用するため、広域展開が容易で環境負荷や導入コストも抑えられる点が特徴である。実証期間は2026年11月末までを予定し、将来的には自治体向けに、出没地点のマッピング、関係機関への通知、威嚇音発報などを統合したシステムとして展開をめざす。野生動物と人間社会の軋轢緩和を図り、「ネイチャーポジティブ」の実現に貢献する。

<実証イメージ>
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