2025-06-09 ソフトバンク株式会社,東京科学大学
ソフトバンクと東京科学大学は、雪山などでの遭難者救助を迅速化する「Wi-Fiを活用した遭難者携帯端末の位置特定システム」を開発。従来のGNSSによる20m四方の推定位置に加え、Wi-Fi信号の強度と方向を活用し、遭難者の端末位置を誤差数メートル以内で特定可能。ジャイロセンサー付きモニターと指向性アンテナにより、電波の最大強度方向に進むことで約10分で発見できる。実験では誤差1mを実現。従来より大幅な捜索時間短縮が期待され、災害対策への応用も進められる。
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