ハッブル、渦巻き型ブラックホールのある銀河を見る(Hubble Views a Galaxy with a Voracious Black Hole)

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2024-05-06 NASA

A massive spiral galaxy fills the image. A bright, yellow galactic core glows at the center, surrounded by spiral arms studded with pink stars and dark lanes of dust.This NASA Hubble Space Telescope image features the spiral galaxy NGC 4951, located roughly 50 million light-years away from Earth.
NASA, ESA, and D. Thilker (The Johns Hopkins University); Image Processing: Gladys Kober (NASA/Catholic University of America)

この新しいNASAハッブル宇宙望遠鏡の画像では、活動的な銀河中心を明るく星々の腕が取り囲む銀河NGC 4951が映し出されています。おとめ座に位置するNGC 4951は地球から約5000万光年の距離にあり、セイファート銀河と分類されます。セイファート銀河は非常にエネルギッシュで活動的な銀河核を持つが、他のタイプの活動銀河核とは異なり、銀河自体がはっきりと観測できます。NGC 4951のような活動銀河核は超大質量ブラックホールによって動力を供給され、物質がブラックホールに吸い込まれる際に放出される放射線は電磁スペクトル全域にわたります。ハッブル宇宙望遠鏡は1990年の打ち上げ以来、ほぼすべての銀河の核心に超大質量ブラックホールが存在することを証明しました。また、NGC 4951の観測は銀河の進化や星形成過程の研究に貴重なデータを提供しています。

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