SPEEDA、JDreamⅢと連携し、産学官連携の加速に貢献する 「学術論文動向検索」機能を新たに実装

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研究開発の重要性を経営・事業に結びつけるR&D新プランとして提供開始

2021-10-01 株式会社ユーザベース,株式会社ジー・サーチ,科学技術振興機構

SPEEDA、JDreamⅢと連携し、産学官連携の加速に貢献する 「学術論文動向検索」機能を新たに実装

株式会社ユーザベース(本社:東京都港区、以下、ユーザベース)が提供する経済情報プラットフォーム「SPEEDA」は、科学技術振興機構(本部:埼玉県川口市、以下、JST)がデータを整備し、株式会社ジー・サーチ(本社:東京都港区、以下、ジー・サーチ)が構築・運用・提供する日本最大級の科学技術文献情報提供サービス「JDreamⅢ」と連携して、2021年10月1日から「学術論文動向検索」機能を開発・新規実装しました。

■「学術論文動向検索」機能の開発背景
ユーザベースが提供する「SPEEDA(スピーダ)」(https://jp.ub-speeda.com/)は、ビジネスにおける情報収集・分析・意思決定を支える経済情報プラットフォームです。俯瞰的・網羅的に、日本語UIでグローバルな経済情報を調査・分析できる独自性を強みに、事業会社・金融機関・コンサルティングファームなど1,600社を超える導入実績があり、戦略策定・市場分析・競合調査など、経営戦略における様々なビジネスシーンで活用されています。
近年急増しているのは、各社の知財・研究開発部門における技術戦略立案・IPランドスケープ推進・新研究テーマ探索・パートナー探しなどのシーンで、市場・競合の視点も繋げて分析したいというニーズです。そこで、経営層には知財が、そして知財部門には経済情報が身近な情報となるように、2019年11月に「特許動向検索」機能をリリースし、翌2020年12月にはそのデータのグローバル化を実装しました。
一方、JSTがデータを整備し、ジー・サーチが高付加価値サービスとして構築・運用する「JDreamⅢ(ジェイドリーム スリー)」(https://jdream3.com/)は、科学技術や医学・薬学関係の国内外文献情報を日本語で手軽かつ網羅的に検索できるデータベースサービスです。国内外の学術論文や学協会誌(ジャーナル)、会議録・論文集/予稿集、企業技報、公共資料などを情報源とした8,000万件を超える文献を収録している強みがあります。
今回のサービス間連携では、新機能の実装により、経営・ビジネスと技術・研究の繋がりや相互連携の機会をさらに拡大するために、SPEEDAの経済情報とJDreamⅢの学術文献情報を組み合わせた学術論文動向データを新たに提供し、知財のみならず研究開発の価値が「経営の重要な論点」として意識されるきっかけを作ります。また、知財・研究開発部門に対しては、学術論文動向データを通じて、より経営・ビジネスの視点や情報を身近に捉えやすくなるという新たな価値を創造します。

■「学術論文動向検索」機能について
本機能は、SPEEDAが保有する約500の独自の技術分類(経済情報と繋げやすい先進技術テーマ分類)に対して、JDreamⅢのデータを、ジー・サーチとJSTの豊富な知見に基づいて設計・紐付けいたしました。
文献における企業と大学の共著関係および、その経年数量変化をデータで俯瞰・構造化したコンテンツのイメージ画像

■ 三者による連携について
ユーザベースは、技術者・研究者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会を実現するため、SPEEDAでの情報価値の共創とR&Dプランの新設を通じて、技術とビジネスを繋ぐ架け橋となることで、顧客の企業価値向上に貢献していきます。
ジー・サーチは、ビジネス変革やイノベーション創出を加速するため、あらゆるデータの統合、解析による学術情報の価値向上の取り組みを行っています。
この取り組みのさらなる発展に向け、経営・ビジネスと技術・研究の繋がりや相互連携の機会を拡大するため、SPEEDAとの協業を開始しました。今回の連携により、お客様の継続的なビジネス成長を支え、日本の科学技術および産業振興への貢献を目指していきます。
JSTは、科学技術情報の流通に関する事業において、科学技術の振興を目的とした基盤整備に関する事業を総合的に行っています。研究開発に必要とされる科学技術情報の収集・体系化・利用の仕組みづくりなどを通じて、新しい知の発掘、イノベーション創出、課題解決への貢献を目指しています。
この度、JSTの事業をさらに加速させる手段として、産業界の経営において調査・分析ができるSPEEDAとJDreamⅢの連携を実現することによって、科学技術イノベーションの創出に貢献していきます。

ユーザベース、ジー・サーチ、JSTの三者は、今回の「学術論文動向検索」の実装を進化の起点として、今後もユーザー視点のデータ連携や情報融合も通じ、より気軽に身近に、技術とビジネスの両面を構造的に調査・分析できるサービスを目指していきます。

詳しい資料は≫

<お問い合わせ先>

<SPEEDAに関すること>
株式会社ユーザベース コミュニケーションチーム 広報担当
安藤 のはら(アンドウ ノハラ)

<株式会社ジー・サーチに関すること>
株式会社ジー・サーチ データベースビジネス部
今井 康好(イマイ ヤスヨシ)、川原 綾(カワハラ アヤ)

<JST事業に関すること>
科学技術振興機構 情報企画部 情報資産企画グループ
水田 寿雄(ミズタ ヒサオ)

<報道担当>
科学技術振興機構 広報課

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